タコの独り言

多胡しい乃

17歳と7ヶ月

最近、「ああ、自分も大人になったな」と感じる瞬間の数々を適当に綴ります。



1)もんがまえを略して書くとき


祖母がいつも略字を使うのが格好よくて、でも自分で実践するのはなんだか照れくさくて。中3の頃、クラスメイトが略して書いているのを初めて見たとき、とてつもなく衝撃的だったのを憶えています。なぜでしょうか。自分でもよくわかりません。ちょっと羨ましかった。今年度に入ってから、数学の「問」は略字で書いてます。未だに数学以外では律儀に八画使っちゃうけど。



2)堂々と先頭を歩いているとき


割と最近まで、誰かの後ろを歩いていないとはぐれてしまいそうで不安だったんです。心配性。迷子になる度に「一生このまま独りかも」とか考えてたし、なんというか、良く言えば想像力に長けていたのかも!因みに、未だに迷子にはなります。なっても「一生このまま独り」みたいな状況に陥ることはないことに気がついただけです。今は文明の利器を味方につけていますし。



3)政治家にチラシを渡されたとき


私が18になったら密かに楽しみにしているのが、選挙。一昨年くらいから政治に関心を持ちはじめたのですが、色々調べて学んでも何も行動に移せないのがずっともどかしかった。私の高校は私服登校なので、それもあってか大学生に見間違えられることが多いんです。有権者みたいな顔してチラシ受け取ってます。嬉しい。



4)躓いたのに持ち直したとき


躓いても冷静に状況を考えられるようになった。幼稚園生の頃なんか、膝が綺麗な時期なかった気がします。転びすぎて常に瘡蓋と生きていました。躓いた瞬間頭が真っ白になって、世界の上下がわからなくなるというか。とにかく躓いたら絶対に転んでたんです。最近はほとんど転ばないし、平気です、何も起きてません、と言わんばかりのすまし顔で歩き続けられます。

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タコの独り言 多胡しい乃 @takosumi

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