あとがき、執筆こぼれ話、『女神《ルラ》戦記』のご案内
みなさんこんにちは、こんばんは、おはようございます。
著者のマツモトコウスケです。
『マーガレット咲く野原で』、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
今日から、本編となるファンタジー飛空戦記、
『女神≪ルラ≫戦記〜少年少女は、夢と希望を胸に大空へと舞い上がり、そして戦いの世界へ取り込まれていった』
の投稿を開始しました。
👉 https://kakuyomu.jp/works/822139836361174381
カクヨムコンテスト11への応募作品です。
ぜひ、応援してください。
どうぞよろしくお願いいたします!
◆
お願いが先になってしまいました。
失礼しました。
実は、この『マーガレット咲く野原で』という短編は、ふたつの意味で予定外の作品でした。
ひとつは、もともと書く予定がなかったということ。
本編公開前に、本編の前日譚をいろいろな角度から描いた短編を4本書こう、というのは、かなり早い段階から考えていたことで、取り組んでもいました。
短編を書くことで、キャラクターを深掘りしたり、世界観への理解を深めることができて、とてもいい経験だったと思っています。
その中で最も私が気に入っている作品は、実は、公開を取りやめ、皆さんに読んでいただいていない短編です。
公開をやめた理由はいくつかあるのですが……そのことについてはまたいずれどこかで。
とにかく、その作品を公開しないと決めたことで、事前公開する短編が1つ足りなくなってしまいました。
そこで急遽執筆したのが、この『マーガレット咲く野原で』です。
これまで読んでいただいた、そのほかの3本の短編、
『少女が髪を切った日』『ロサレダの惨劇』『明日なき翼に捧ぐ詩』
は、いずれもキャラクターのバックストーリーを書くことで、キャラクターへの理解を深めようという目的で書いたものでした。
イメージしながら書く、考えながら書く、というような書き方をしました。
しかしこの『マーガレット咲く野原で』については、まったく逆。
フエルサ・デル・リオモンテスという本編の主要登場人物に対して考えていた、かなりはっきりしたバックストーリーがあって、それをそのまま書き起す、という書き方をしました。
さすがに、レナータ・デルと、アンドレアス・リオモンテスの細かいキャラクター設定までは考えていませんでしたが、レナータの父親が飛空艇をいじる技師だということや、みんながわいわいと飛空艇をいじる工房の中で、レナータだけが無空でなんとなく孤独感のある立場にいること、そしてアンドレアスは、そのレナータと工房のみんなのつなぐような役割を自然としていた男だったのではないか、という程度のイメージは、最初から持っていました。
マーガレットが咲き乱れる野原で、ふたりが飛空艇で浮上していくシーンなどは、かなり前からハッキリとイメージしていて、実は本編でも少し書いたものを再利用し、さらにイメージをふくらませて詳細に書く、という執筆の仕方をしました。
(『マーガレット咲く野原で』を読んでくださった読者の皆さんだけが、本編を読んで「ああ、あのシーンだ」と思っていただけるかな、と期待しております。😏)
おかげで、『マーガレット咲く野原で』を書き上げるまでの時間は、4つの短編の中でもかなり早いほうだったと思います。
この作品が「予定外」だったというもうひとつの点は、書こうと思っていた内容を書き切れなかった(書き切らなかった)こと。
当初はもっと先まで書くつもりでいたんです。
フエルサの父親と母親が、どんな運命をたどったのか……
今回『マーガレット咲く野原で』で書かなかったこの先の物語は、いつか「外伝」として書いてみたいなと思っています。
公開しなかった5本目の短編とあわせて、どこかで皆さんに読んでいただく場が作れたらいいですね。
それまで待てないよ、という方には、『女神≪ルラ≫戦記」の第3話で、フエルサのモノローグとして少し語られるので、そちらをお待ちいただければと思います。
カクヨムコンテスト11応募作品『
👉 https://kakuyomu.jp/works/822139836361174381
これから来年1月中旬まで、毎日 21:12 に、毎日投稿していきます。
いい結果が得られるよう、皆さんのお力を、ぜひお貸しください。
💗マーク、コメント、できれば🌟🌟🌟評価、レビューをいただけたら、死ぬほど嬉しいです。
ぜひ本編をお読みください、そしてリアクションをください、と、強くお願いをさせていただきたいと思います。
ぜひ、どうぞよろしくお願いいたします。
マーガレット咲く野原で【女神《ルラ》戦記・前日譚第4弾】〜フエルサ・デル・リオモンテスの両親の物語。甘く、切ない恋の行方 マツモトコウスケ @MatsumotoKosuke
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