たしかに、噴いてますね。

 名画が生まれる瞬間。

 絵なら時間がかかりますが、カメラなら一瞬。
 反射神経さえあれば、偶然だって切り取れます。

 本作が描くのは、カメラマンのタマゴに訪れる思いもよらないシャッターチャンス。
 なんと名画ソックリの構図ができあがっているではありませんか!

 読んでいる間は……え、そうだっけ? と疑問に思うのですが、
 原画を見てみると――――

 たしかに! と笑ってしまう出来。
 噴いていますし、想像しています。

『なにを』かは実際読んでみてください。
 デュアルモニターがあればなおオススメです。

 ラストも軽く裏切られましたし、面白かった。
 ご一読を。 
 

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