流れ星のような、最後の輝きは何処に至るのか

それはまるで、夜空を駆ける流星が如し。

我が身を灼くと知っていても、なお進まずにはいられない。
炎を纏いながら何者よりも早く闇を駆け抜け、立ちはだかる者をその勢いと身を焼く炎で焼き貫き通る。
されど同時に、その身はそのまま燃え尽きてしまうかもしれないというのに、一体何処へ行こうというのだろうか?
そして、辿り着いたとしても、その者にはどれ程の物が残るというのだろうか?

これはそんな最後の輝きを、己の信じる道へと照らし、押し通す物語。

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