会話文体の読みやすい作品

こちらの作品は、文体が会話形式となっており、いわゆる情景描写等は、どこでなにをして、いかなる過去があったかなどの必要最低限の情報しかふくまれていません。

それでいて、会話形式だけの文調を読むにあたり、そのキャラクターたちの表情や心情を想像するのが、本作の醍醐味といえるでしょう。

書き方としては敬遠されがちですが、読むぶんには問題ないですし、むしろ読みやすいです!
だれぞや「段落が〜」とか「枠をあける〜」とかなどと口やかましく言わず、一度読んでその臨場感を味わうことをおすすめします。