おそとこわい

そとの世界というのは何とも恐ろしい。

そこには人がたくさんいる。

だれか、他人とかかわるというのは、たとえそれが会話を伴うようなものでなくとも、強烈な自己否定をもたらす。

自身の他者からの印象を気にしすぎなのだといえば、その通りであることも疑いようはないが、それでもこれが生来の気質なのだから仕方ない。

誰かの会話が、視線が、表情がただ怖くてしかたない。

それによってふくらんでゆく自らの破滅的な思考が、いつか表層にまで現れることを想像するのはもっと恐ろしい。

人と話すたびに私はただ、外に出るべき人間でないのだという自己認識をコツコツと積み上げている。

他者との会話をしているような人間を見れば自分はなんてダメな人間なのだと自信を失っていく。

ちゃんと謝罪を声に出せる人間を見れば、自分のことがさらに嫌いになる。

私はダメなのだ。

何がダメなのか、それを言葉に表現することすらできない。

そのような人間だ。

心底、出来損ないだ。

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あぁあ mackey_monkey @macky_monkey

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