ざまぁ展開が理詰めで爽快!

主人公の公爵令嬢リディアは、魔力ゼロの「無能」として虐げられ、最終的に婚約破棄と国外追放を言い渡されます。しかし、前世で日本の化学メーカーに勤めていた理系女子の記憶が蘇ったことで、彼女の人生は一変します。

魔法の正体は科学だった!

この世界の「魔法」を、リディアは物理学、化学などの「科学の公式」として解明してしまいます。詠唱や魔法陣は、単に現象を起こすための「手順」に過ぎないという視点が、実に理系らしく、読んでいて快感です。

追放先の辺境で、リディアがその知識を活かして画期的な魔道具やインフラを次々と開発し、辺境を発展させていく過程が痛快です。彼女が陰で支えていた魔法インフラが崩壊し、衰退していく祖国の様子が対比的に描かれており、「今更泣きついても知らない」というタイトル通りのざまぁ展開が待っています。

魔法をロジックで解き明かし、科学的なアプローチで問題を解決していく主人公の姿は、とても魅力的です。