Σ螺旋振子の無限陽陰⏳(らせんふりこのむげんよういん)

加賀倉 創作【FÅ¢(¡<i)TΛ§】

宇宙眞理仮説提唱

 とある研究室ラボ

 そとれているというのにここは仄暗ほのぐらい。

 それにほこりかびほのぐさい。

 あまり掃除そうじとどいていないようだ。


「ホワイトくん、きみはもっと、あしをつけたほうがいい。ほら、もっと地碧洲ジ・アース地磁気ちじきかんじるんだ。なんなら裸足はだし礫砂泥じめんめたほうがいい!」

 ブラック博士はかせが、助手じょしゅのホワイトにそうった。

「えっと……博士はかせ、どういうことでしょうか?」

 と、困惑こんわくするホワイト助手じょしゅ

きみいますぐくつぎなさい!」

「ええっ?」

 助手じょしゅ困惑こんわくつづく。

「ワシがげとったら、ぎなさい!」

「え、本当ほんとうぐんですか?」

ぎなさい。そしてこのボールペンのさきっちょをひろいなさい、足裏あしうら使つかって。ほれっ」

 ブラック博士はかせは、白衣はくい胸部むな衣嚢ポケットから先端球点転ボール・ポイント・ペンると、そのさきっちょ——尾骨びこつのような円錐コーンがた——を時計とけいまわりで棟楼練洞トルネイドさせて、薄汚きちゃなゆかポイした。



   卍卍卍卍+++——• コロコロ

   -=≡銀円錐ぎんが渦巻うずまき≡=-



「え! えーっとぉ…………は、はぁ、わかりました」

 ホワイト助手じょしゅ渋々しぶしぶ現代的げんだいてきでガチガチな護謨底ゴムぞこくつを、ぐ。

 そしてこうつづけた。

「えっと……博士はかせわたくし扁平足へんぺいそくなものでして。まれつき足裏あしうら土踏間中つちふまずがないんですよ。むというのはわかります、ですが、どうやって、めればよいのですか?」

 ホワイト助手じょしゅ足裏あしうらでグー、パー、グー、パーと収縮しゅうしゅく拡散かくさんせんとかえすのだが、不器用ぶきようさをかくせない。

「おいおい下手糞ヘッタクソだなぁ! 渓谷けいこくなんかには半円はんえんのアーチばしがあるだろう? あの構造こうぞう印象イメージするんだ! あと、第四だいよん腰椎ようつい使つかえ!」

「えっと、おっしゃ意味いみがよくわから≡==———」

|

|<かんはつれず>

|

「———==≡ん"ん"っ!? なにったか!?」

「あ! 博士はかせ流石さすがおしえるのがお上手じょうずですね。これでわたくしという小宇宙しょううちゅう秩序ちつじょたもたれます! こうですね! こう! えーと……こう!?」



   コロコロ

   コロコロ

   すべ

   対象物質オブジェクト



 ホワイト助手じょしゅは、先端球点転ボール・ポイント・ペン銀円錐ぎんえんすいつかめない。


「ホワイトくん、きみ本当ほんとうにワシのうことを理解りかいしているのかね?」

「はい! もちろんですとも! 博士はかせわたくし脳内印象イメトレ完璧かんぺきなんです! だって、博士はかせ説明せつめいは、博士はかせおっしゃることは、理路整然りろせいぜんすじとおっていますもの! 問題もんだいは、このわたくしが、入力インプットしたものを出力アウトプットできるかなんです! るとるは別物べつものなんです!」


 ホワイト助手じょしゅは、こうしていつも突腹多スパルタなブラック博士はかせに、桟桟さんさん拱橋きょうきょうとはしながらも、功譲心こうじょうしんから、博士はかせはなたせてやるのだった。




   •——+———×————卍




   Å双世そうせい往来おうらいÅ


 此岸しがん彼岸ひがん

 現世げんせい冥界めいかい

 具象ぐしょう抽象ちゅうしょう

 このいろ世界せかいではくろゆうせい

 あのひかり世界せかいではしろゆうせい

 いろ秩序ちつじょなり。

 ひかり混沌こんとんなり。

 眞苦寧闘まぐねいとう

 こちら秩序ちつじょかいでは、秩序ちつじょの、あたい——飢榮度ウエイト、がげんずればすなわ混沌こんとん飢榮度ウエイトす。

 あちら混沌こんとんかいでは、秩序ちつじょ飢榮度ウエイトせばすなわ混沌こんとん飢榮度ウエイトげんずる。

 秩序ちつじょかい存在そんざい混沌こんとんかい存在そんざいひとしく、秩序ちつじょ混沌こんとん境界面きょうかいめん目醒めざす。

 境界面きょうかいめんより完全秩序かんぜんちつじょ——orderestオルデレストきわみへとかうは悠長ゆうちょう

 境界面きょうかいめんより完全混沌かんぜんこんとん——chaosestケイオゼストきわみへとかうも悠長ゆうちょう

 ひるがえって極端はし極端はしきわまりし寸時しゅんじ反粒子はんぶっしつてき対称たいしょう逆行ぎゃっこうするはそれ刹那せつな

 濃巣ノオス鎖淡サウス地磁氣チジキ——眞苦寧闘まぐねいとうとはこのことなり。


 真偽しんぎ創造者クリエイターのみぞるが、飛行機ひこうきってばかりいると、地上ちじょう拘泥こうでいするよりも、多大おおく宇宙線うちゅうせん曝露あびるわれる。

 宇宙線うちゅうせんとはつまり、電気分離でんり水準レベルの、みじかくもちからちる——短波長たんはちょう高振動こうしんどう——放射線ほうしゃせん多量たりょう含有がんゆうしており、つよい。そのとおり、粒子りゅうしによる構造体こうぞうたいあるいは粒子りゅうし自体そのものを、電気的でんきてき分離ぶんりしかねない。短時間たんじかん飛行フライトただちに粒子りゅうし構造体こうぞうたい粒子りゅうし内部ないぶ始原的核コアー完全かんぜん分離ぶんりするとまではわずとも、悠々気長ゆっくりだがやはり着々確実しっかりと、分離ぶんりしていく。ちなみに存在そんざいというのは、ことおの崩壊ほうかいかんしては、着々確実しっかりという前提条件わく限定げんていしてうならば、認識にんしき分析ぶんせき応対おうたいもしない。だから、みじくも意味いみ分割統治的摩天楼タワーマンションらすことは、ちりでなくぎょくまじわる分不相応かぶんな成金なりきんであることが往々おうおうにしてある。



   宇宙うちゅうは、

   螺旋らせん拡大かくだい振動子ペンデュラム



 ちなみにそれは、振動子しんどうし軌道きどう輪郭りんかく立体りったい——円錐えんすい——の頂点ちょうてんたる回転かいてん起面ちゅうしんであり、おどろくべきことに、それはある時点じてんある周期しゅうきで、天地てんち反転はんてんする。

 

 ∞倒立とうりつ非倒立ひとうりつ双極そうきょく漏斗ろうとくび合体ごうたい


 ∞∞虹七にじななダンベルの亜鈴状あれいじょう星雲せいうん


 ∞∞∞総和そうわΣシグマあるいはMマス空洞面くうどうめんじく回転体かいてんたい


 ∞∞∞∞ひとえおとつづみ


 ∞∞∞∞∞時砂ときすな縦軸たてじく昇降しょうこう——砂時計すなどけい。   


 とき粒子りゅうし——存在そんざいが、砂時計すなどけい中程なかほどくびれ(8<-)をえたさきでは、しょ原理げんりしょ法則ほうそく天邪鬼あまのじゃく

 双世そうせい往来おうらい可逆かぎゃく

 てんてんなり。

 よういんおんみょう

 ようきわまればいんとなる。

 いんきわまればようとなる。

 陽中陰ようちゅういん陰中陽いんちゅうよう

 覆水ふくすいぼんかえらぬのではなく、つねかえる。


 秩序界こちら混沌界あちらでは、森羅万象おしなべ逆張ぎゃくばり。

 うえしたしたうえ

 左右さゆう右左うさ前後ぜんご後前ごぜん

 黒白くろしろ白黒しろくろ

 男女だんじょ雌雄しゆう

 「はい」を「いいえ」に「はい」をえ。

 "NOノー"が"YESイエス"に"NOノー"がえず。


 しかしただひとつ、超越的ちょうえつてき例外れいがいがある。






           記憶きおく






 記憶きおく、それは粒子りゅうしおよび粒子構造体りゅうしこうぞうたい——存在そんざいが、保持ほじする経験的けいけんてき情報じょうほう


 記憶きおくは、秩序界ちつじょかい混沌界こんとんかい往来おうらい、それがどちらからどちらであろうと、所在不明しょざいふめい無熱世界むねつせかい——anti-entropiaアンタイエントロピア内包ないほうする、苦労堂くろうどう——cloudoughクラウドウ保存ほぞんされる。




   記憶きおく電磁氣的双極子ふたごいっつい




 存在そんざいは、秩序界ちつじょかい必要ひつようする秩序界ちつじょかい記憶きおくと、混沌界こんとんかい必要ひつようする混沌界こんとんかい記憶きおく二種にしゅ駆使くしする。


 ちなみに存在そんざいは、


 秩序ちつじょ回帰かいきよく一翼いちよく

   (((((((((6-回帰かいき疾風しっぷう駿即しゅんそくつばさゆえ刹那せつな-9)))))))))

 混沌こんとん回帰かいきよく一翼いちよく


 これら双翼そうよく主翼しゅよく肩甲けんこうとする。



 また存在そんざいは、副翼ふくよくとしてくりじん一対いっついそなえる。これは平均棍へいきんこん——車囲廊崇衡風ジャイロスコープけん推定飛来傘スタビライザー——であり、おのれのあらゆる均衡バランスつかさどる。だからこそ、こちらからあちらへと、あちらからこちらへと、飛翔ひしょう往来おうらいできる。まただからこそ、平方根へいほうこんなる片割かたわ存在そんざいは、二次元的にじげんてき自乗じじょう平方へいほうすればあるべき一対いっつい姿すがたていするのであり、それははたまた、小宇宙しょううちゅうなるよういん)のひとつをいんよう)のひとつにてがい、同経競合ドッペルゲンガー邂逅かいこうてき対消滅ついしょうめつ二乗じじょうすれば、表裏一体ひょうりいったい対生成ついせいせい大宇宙だいうちゅういつとなることの遠因えんいんである。




指令オーダーさきしめした【∞∞∞】をexcecuteエグゼキュート——実行じっこうせよ(3の回転体かいてんたいは8である)。


 


G(回転)

完全かんぜん秩序ちつじょ<<———>>完全かんぜん混沌こんとん

 完全かんぜん混沌こんとん<<———>>完全かんぜん秩序ちつじょ

  完全かんぜん秩序ちつじょ<<———>>完全かんぜん混沌こんとん

   完全かんぜん混沌こんとん<<———>>完全かんぜん秩序ちつじょ

    完全かんぜん秩序ちつじょ<<———>>完全かんぜん混沌こんとん

     完全かんぜん混沌こんとん<<———>>完全かんぜん秩序ちつじょ

     完全かんぜん秩序ちつじょ<<———>>完全かんぜん混沌こんとん

    完全かんぜん混沌こんとん<<———>>完全かんぜん秩序ちつじょ

   完全かんぜん秩序ちつじょ<<———>>完全かんぜん混沌こんとん

  完全かんぜん混沌こんとん<<———>>完全かんぜん秩序ちつじょ

 完全かんぜん秩序ちつじょ<<———>>完全かんぜん混沌こんとん

完全かんぜん混沌こんとん<<———>>完全かんぜん秩序ちつじょ

完全かんぜん秩序ちつじょ<<———>>完全かんぜん混沌こんとん

 完全かんぜん混沌こんとん<<———>>完全かんぜん秩序ちつじょ

  完全かんぜん秩序ちつじょ<<———>>完全かんぜん混沌こんとん

   完全かんぜん混沌こんとん<<———>>完全かんぜん秩序ちつじょ

    完全かんぜん秩序ちつじょ<<———>>完全かんぜん混沌こんとん

     完全かんぜん混沌こんとん<<———>>完全かんぜん秩序ちつじょ

     完全かんぜん秩序ちつじょ<<———>>完全かんぜん混沌こんとん

    完全かんぜん混沌こんとん<<———>>完全かんぜん秩序ちつじょ

   完全かんぜん秩序ちつじょ<<———>>完全かんぜん混沌こんとん

  完全かんぜん混沌こんとん<<———>>完全かんぜん秩序ちつじょ

 完全かんぜん秩序ちつじょ<<———>>完全かんぜん混沌こんとん

完全かんぜん混沌こんとん<<———>>完全かんぜん秩序ちつじょ

G(回転)



 しかしながらたとえば、存在そんざいが、①秩序界ちつじょかい >>②混沌界こんとんかい>>③秩序界ちつじょかい回帰かいきする場合ばあいに、②>>③の過程プロセスにおいて、混沌界こんとんかい記憶きおくを、無熱世界むねつせかい——anti-entropiaアンタイエントロピア内包ないほうする苦労堂くろうどう——cloudoughクラウドウ、これに預入あずけいれし、そのわり今度こんどは、苦労堂くろうどう——cloudoughクラウドウから秩序界ちつじょかい記憶きおく引出ひきだす。つまりは秩序ちつじょ混沌こんとん対応たいおうする記憶きおく随時ずいじ復旧ふっきゅうされるのだが、ここにおおきな欠陥バグ——むしあなてき漠空ばくくう——がる。





   記憶きおく幾許いくばく刹那せつな改竄かいざんさる





 その由縁ゆえんは、以下いか二項目にこうもくおなじくする。


 ひだり曼荼羅まんだらみぎ白紙はくし無地むじ模写もしゃせよと指示しじされたときだれ寸分すんぶんたがくるわず完璧かんぺきにはうつせまい。


 また、情報伝達じょうほうでんたつ真似まねびたる伝言でんごんあそびのさいも、第一だいいち発信者はっしんしゃ最終さいしゅう受信者じゅしんしゃとで、保持ほじする情報じょうほう詳細しょうさいだいなりしょうなり差異さいる。


 ちなみに当然とうぜんぎゃく——混沌界こんとんかいから秩序界ちつじょかいへの回帰かいき記憶きおく復旧ふっきゅう——もしかり、半永遠なかばとわに、である。


 この欠陥バグは、曼荼羅マンダラ効果エフェクト通称つうしょうされる。

 その通称つうしょう当然とうぜん存在そんざい曼荼羅まんだらてき輪廻りんね過程かていで、記憶きおくてき情報じょうほう歪曲わいきょくすることにちなむが、それが不可抗力ふかこうりょくてきはたら理由りゆう根本こんぽん始原しげんは、記憶きおく保存ほぞん苦労堂くろうどう——cloudoughクラウドウおやたる、所在不明しょざいふめい無熱世界むねつせかい——anti-entropiaアンタイエントロピアなぞひもかねば、不可知ふかちなり。

 そして無理むりもなく、曼荼羅マンダラ効果エフェクトによる記憶きおく逕庭けいてい——ズレ——は、漸次ぜんじ肥大ひだいする。またつぎのことは、秩序界ちつじょかいにおいても混沌界こんとんかいにおいてもえるが、界内かいないでの界全体規模かいぜんたいきぼ有名ゆうめい事象じしょうかかわ記憶きおくについては、改竄かいざんもの非改竄ひかいざんものとで不本意ふほんい遭遇そうぐう——鉢合はちあ∞∞和算わせ——が勃発おこり、分離ぶんり対立たいりつ、ひいては混乱こんらんしかねない。



   これすなわ

   秩序ちつじょちゅう渾沌こんとん


   あるいは

   混沌こんとんちゅう渾沌こんとん



 この記憶きおく逕庭ズレ渾沌こんとんきわまりしとき秩序界ちつじょかい混沌界こんとんかいにおける完全秩序かんぜんちつじょ完全混沌かんぜんこんとん交互こうご輪番りんばん線分せんぶんてき往復おうふく、これと構造こうぞうおなじくして、逕庭けいてい概念がいねん——不和ふわ——と総括そうかつ概念がいねん————が、より高次元こうじげん俯瞰的ふかんてき極致きょくち対偶たいぐうする。


 それは閉鎖とじあま擬似的ぎじてき四次元よじげん超立方ちょうりっぽう正八胞せいはちほう——諦選澤テイセレクト——ではなく、しんなる次元じげん段階だんかい揚棄ようきである。


 諦世テイゼたる秩序ちつじょ暗地底世アンチテイゼたる混沌こんとんとの輪舞連因リフレイン限界げんかい——渾沌こんとん眞諦世ジンテイゼへと止揚しようする過程かてい以下つぎとおり。




  N次元             ∞

                  ^

  八次元           具>抽

                ^

  七次元         具>抽

              ^

  六次元       具>抽

            ^

  五次元     具>抽

          ^

  四次元   具>抽

        ^

 現三次元 具>抽




 具象ぐしょうちゅう抽象ちゅうしょうのこと。

 具体例ぐたいれいとしてNエヌ次元じげん段階だんかいえば、Nエヌ次元じげんにおける具象ぐしょうには、もちろんNエヌ次元じげんにおける抽象ちゅうしょう対応たいおうするが、そこでNエヌ次元じげんにおける抽象ちゅうしょうNエヌ+1次元じげんにおける具象ぐしょうとしてし/げるのである。

 その具体例ぐたいれいをさらに具体ぐたいたらしめるならば、それは、ある外語がいご習得しゅうとくさいして、その外語がいごけんにおいてその外語がいごしゅたる意思伝達いしでんたつ手段しゅだんとして用いてもちたりまえのように生活せいかつするという明確めいかく必至ひっし目的もくてきがあれば、言語げんご習得しゅうとく比較的ひかくてき容易化よういか到達とうたつしやすい一方いっぽうで、ひとえ義務教育ぎむきょういくだからというだけの理由りゆう真似まなばねばならない場合ばあいはその知識ちしき知恵ちえ即時すぐ風化ふうか腐食ふしょく錆付さびつきするのと、その骨子こうぞう同様どうようである。

 つまり、事象じしょう実現じつげん過程プロセスには、手段しゅだん目的もくてきというのがってしかるべきであり、かつて目的もくてき——当該とうがい次元じげん抽象ちゅうしょう——だった事象じしょうを、強制的きょうせいてき手段しゅだん——当該とうがい以上いじょう次元じげん具象ぐしょう——へと萎縮いしゅく矮小いしゅくわいしょうてき超越ちょうえつ即位そくいすることで、おおいなる昇天アセンションげることがかなうわけである。

 またたとえばこの裏技術テクニーク外語がいご習得しゅうとくさらなる容易化よういかのために逆輸入ぎゃくゆにゅうするならば、その外語がいご駆使くしして億万兆おくまんちょうかせぐなどという一見いっけん大口ビッグマウスゆめてき目的もくてき金鐘ゴングたたいてしまえば、外語がいご習得しゅうとくはよりたりまえになるのであり、夢実現ゆめじつげん装置そうちとして機能きのうするわけである。

 過度かど一般化いっぱんかすれば、これすなわ目的もくてき手段化しゅだんかであるが、当然とうぜんのようにこれを宇宙うちゅうでさえ、無限むげんに、恒常こうじょう実践じっせんしているのである。まるで、金輪こんりん周長しゅうちょう金輪こんりん口径こうけい除法じょほう分割ぶんかつしても、けいがい𥝱じょじょうこうかんせいさいごく恒河沙ごうがしゃ阿僧祇あそうぎ那由他なゆた不可思議ふかしぎ無量大数むりょうたいすう∞∞∞∞∞∞∞∞•••••••••——————---円周率えんしゅうりつなるπパイ不可知ふかちであるみたく。


 ちなみに外語がいごの「」のは「記憶的きおくてき情報的じょうほうてき意思伝達いしでんたつたる言伝ことづてを、五感ごかん口車くちぐるませることにより実現じつげんする」のであると解釈かいしゃくする。

 また"Nエヌ"とはちつもとであり、異次元いじげん繋属けいぞくあないたるためのほんしつなのだと、こえだい吐露とろしたい。



 秩序ちつじょ混沌こんとん最小さいしょう単位たんいとするこの曼荼羅まんだらてき現象げんしょうは、もっともっと大袈裟だいきぼ収縮しゅうしゅく拡散かくさん表現ひょうげんもちいるならば……複雑怪奇コンプレックスなあまり糾纏きゅうてんしたり、散逸さんいつもする、などともえるが、ほん仮説かせつ提唱者ていしょうしゃたるわたくし——加賀倉かがくら創作そうさく——の思案しあん範疇はんちゅうがい当然とうぜん、さらに仰々ぎょうぎょうしい意匠いしょうがあるにちがいない。


 如何様いかよう次元じげん段階だんかいにおいても、空気くうき分子ぶんしによる風船ふうせん膨張ぼうちょう過程かてい破裂はれつ結果けっかごとく、いれこ耐久性たいきゅうせい存在そんざい記憶きおく依拠いきょであるからこそ、半永遠なかばとわ、なのである。がしかし、この曼荼羅まんだら輪廻りんねという最上位さいじょうい構造こうぞう無限むげん宏漠こうばくである(いな、「構造こうぞう」とぶからにはさらにそとひろがりもあるやもしれない)。




   卍————×———+——•




 引き押し続き止まり研究室ラボ

 そとはすっかり闇染やみそまったとうのにここはまぶしいほどにあかるい。

 ほこりくさくも、かびくさくもない。

 だれかが、掃除そうじしたわけでもなしに。


「ブラックくん、あなたは本当ほんとうあしっているな。もっとこう……どうにかならないのかね」

 くろはだのホワイト博士はかせが、しろはだのブラック助手じょしゅにそうった。

「はい、すみません。わかってはいるんです。素足すあし素手すでつちれないことも、護謨ゴムぞこいてあるいてばかりいるのも、不健全ふけんぜんだということが」 

「まぁ、よい。今日きょうあらたにったことは?」

「はい。粒子りゅうし構造物こうぞうぶつ上空じょうくうのぼるにつれて雲散霧消うんさんむしょうしがちです」

「それから?」

ていそうかいひとは、そうでないひとよりも死産率しざんりつひくいそうです。えるなら、こうそうかいひとは、そうでないひとよりも出生時しゅっしょうじ生存率せいぞんりつひくいそうです」

「それから?」

そらたびおお世界せかいまたけるスーパービジネスマンは、たとえば東京きょうとからNewyokeの飛行機ひこうき往復おうふくを、かえせばいつかはX線輪状放射シー・ティー全身ぜんしん検査けんさ一回分いっかいぶん相当そうとうする被曝ひばくになりますよね? 五十回ごじゅっかいくらいでしょうか?」

「その認識にんしきにはあやまりがおおいが、まぁ、よい。地磁気ちじき研究けんきゅうつづけなさい」


   〈無限☯️陽陰〉  

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