世界観はファンタジーをかじりながらも、しっかりと南北戦争時代を踏まえてるところに好感が持てます。そしてしっかりとマカロニウエスタンを文章で表現しきっている! 本当たまりません。ドンパチすれば人が死ぬ。そんな殺伐とした雰囲気に呑まれてしまいました。
酒、女、戦争、相棒、裏切り、そして、銃。出会って、分かれて、殺し合う。共闘すれば皆殺し。なぜ僕たちはこういう作品が好きなのか?ニヤリと笑みを浮かべながら、『殺っちまえ』と呟く。愛すべき馬鹿どもがまた増えてしまったと、肩を竦め、寂れた酒場で一杯奢りたくなってしまう。そんな作品。終わりの方まで待っていたので、星とレビューが遅くなってしまいました。ちょっと申し訳ないです。
『続・殺戮のジャンゴ』でマカロニウエスタンの世界へと引き込まれ、しらみつぶしに映画を観まくった私が次に望むのは、マカロニテイストを受け継いだエロゲやラノベだった。とはいえ、そんな消費者の少ないマニアックな作品はなかなか転がっていない。マカロニどころか西部劇すら稀だ。これまで巡り会えたのは『ベティ・ザ・キッド』『アリス・リローデッド』くらいか。しかし同志たちよ! 諸君の探していたお宝は今ここにある! 涙をぬぐって立ち上がれ! やっちまおうぜ、やっちまおうぜ同志たちよ!
西部劇として王道の復讐モノ。文章も読みやすく、実際の歴史に上手くファンタジー的な用語を入れ込むことで、独特の世界観が出来上がっている。個人的に唐人とか出してくるのがツボ。クーリーだって頑張ってんだよ!今後の銃撃戦に期待の高まります。B級路線のドンパチ大好物なので、頑張ってください。
格好いい性格の主人公!今後登場の女ガンマンとの銃撃戦に期待大!背景が西部劇で好きですね♪(^^)今後の激しいバトル楽しみにしております。