それは羨ましいほどに瑞々しい苦悩で

拙いものですが感想を。
この物語の主人公は多くの悩み、コンプレックスを抱いていますが、一人称視点での進行によってこれらがダイレクトに伝わってきます。
容姿、存在意義、自分を取り巻く環境に雁字搦めになりながらもほんの少しずつ変わっていく主人公の様子を、見事に描写しています。
この物語は学生時代を悔やんでいる人、もっと多くを悩みたかったと思っている人に「刺さる」ものだと思います。
苦悩に飢えているあなたに、是非この物語を。