第1話
キーンコーンカーンコーン...
午前の授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。
でも、その中に私は入っては居ない。私は小さく息を吐くと机の横に掛かっているスクールバッグから、お弁当を取り出した。パカリと開けてみると色とりどりの
『いただきます』と言った。お礼や謝罪の言葉を言えなくなったら
美味しさに頬を緩めながらお弁当を食べていると、ふと目に入った物が一つ。
「あ...うわぁぁ、どうしよ、弁当忘れた...!」
スクールバッグを漁っている男子生徒。さぁっ、と顔を青くしてそんな事を言った。
...
心の中で毒づくも届く訳がない。周りのお弁当を忘れた男子生徒の友達であろう人は『またかよー!?w』『もう今度は
────...続く
紅い華 @snow_flower
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