じっくり、しっとり、手触りのある物語

文明が一度滅びてしまった、再興中の世界。
そこに生きる旅人の物語。
古い古い過去の話を記録に残す、古唄(いにしえうた)。

地に足の着いたSF描写に、ややもすると現実世界での出来事かと思えてしまう世界観。
読んでいると、荘厳な大自然や、零れ落ちてくるような満点の星空が脳裏に浮かんできます。

手触りのある物語をお求めの方に、是非ともおすすめいたします。

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