ぜひ、本の形で読んでみたい

まずはタイトルに魅かれる。往年のあれではないかと。
内容は、テレビ、特に特撮をテーマに進むのだが、その業界のお仕事小説というよりも、ミステリーの要素や緻密な人物像など、小説の構成に工夫が凝らされており、ぜひ紙のかたちでもう一度読みたいと思えた。
本編の間に挟むこまれている台本や最終選考のお知らせなども技が光る。

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