ダンテの不思議な旅・番外編〔魔界選挙編〕
中央区では前知事の退任に伴い新知事を選ぶ選挙が行われていた
~魔界の選挙戦~
〇死無夜(しぶや)中央区にある 死無夜公害城(こうかいじょう)
同・小春の楽屋 00Ⅹ号室内
楽屋では小春がアイドルメイクをしている、そこに背後から突然
マグロの化け物が現れる
マグロ「メディーナさま」
小春「マグローここではその呼び方はやめねーと ぶち殺すぞわりゃー
一辺その頭(どたま)かち割って 脳みそ吸うたろかぁ、おんどりゃあ
アイドルはいろいろ気を使って ストレス溜まるんだよ」
(ほっ本音では)
普段のアイドルとは違った小春の豹変に、たじろぐマグロ星人
マグロ「・・・すっすみません、つい」
小春「であっちの世界(ダンテが居た現在の地球*1999年末)の
様子はどうじゃ?」
マグロ「世紀末を迎え、人々は不安に恐怖しております」
小春「ではいよいよだな、マグロ、さっそく準備を進めよ」
マグロ「ハハぁ メディ‐ナいやっ、紅井小春さま」
シュン
そう言って消えるマグロ星人
小春「フッフッフッフッフッフ、ハッハッハッハッハッハッハ」
バタン
ドアを開けてマネージャーの木村が入ってくる
マネージャー「あのぉ小春ちゃん、何をそんなに股をかっ広げて馬鹿笑い
いや笑って いるのですか?」
小春「あっ木村ちゃん、べちゅに何でも無いでちゅよー」
木村「・・・そっそうですか、それそろ出番なので、よろしくお願いします
(何故に赤ちゃん言葉なんだっ ついていけん)」
バタン
静かにフェードアウトする木村
〇死無夜公害城(こうかいじょう)ホール外
ホールにはいつも通り若鬼たちの姿も見られたがどちらかと言うと
年配者の方が多く見られた
ブタザワー、ブタザワー、ブタザワー、ブタザワー
壇上のミカン箱の上には小春ではなく豚の怪物が居た
豚沢「えー度重なる声援ありがとうございます、私がサタン党からの推薦を
受けて 立候補しました豚沢一郎です、私の政策を語る前に まずは
可愛い支援者 小春ちゃんの歌を聞いてください
こっはっるゥ それぇこっはっるゥ、こっはっるゥ それぇこっはっるゥ
オタの煽りを受けた小春が 歌いながら右サイドから出てくる
恋は♡イエローハート作詞/作曲kabanai
黄色いワンピース来て、渚を駆けてくる
あの子が話題(うわさ)のマドンナ?(イケてるよねぇ?)
乱暴者には お尻ビームで
お仕置きしちゃうのよぉ
(ビンカン・ブブン・ランドラン)
いつか王子様と銀河の果てまで飛んでって
無限空間で 大冒険
恋はイエローハート ときめく心に
宿ると言われてる?
(ナン・な ナン ナン・な ナン)
出会った瞬間から 恋が始まる
不思議なおまじない
(レンジャマン、レンジャマン)♬
世界は回る 私も回る
ぐるり ぐるり モッパイパイ ぶんぶん、 ぐるり
セリフ(アブラ カタブラ・ ララ・カタブラ―)
恋はイエローハート 私の恋は
(おおーお)
失恋!決定ですか?
(ナン・な ナン ナン・な ナン)
朝、 目が覚めたら 恋が終わっていた
悲しい物語
(シェ―イ)
ミラクル・ダイナマイト、私の恋は
いつも・危険信号なの?
(ナン・な ナン ナン・な ナン)
無限空間 突っ切って、いつかはあの人をゲットぉー
恋する乙女はイエローハート
(レンジャマン、レンジャマン)♬
『ダンテの不思議な旅・番外編〔魔界選挙編〕』のタイトルバックが出る
こっはっるゥ こっはっるゥ それぇこっはっるゥこっはっるゥ
おおーお、おおーお
小春の登場に大興奮するファン&オタたち
豚沢「えー豚沢、国民と一緒に歩む豚沢一郎をよろしくお願いします」
*ミーナはその時点では神とのハーフとは知らなかったが片方の翼が
ある事それで時空(じかん)を超えられることは知っていた
ゆえに最初に出てきたAKBのコンサートは2005年以後 前田敦子の卒業前後
であり、ダンテが居た地球の現在の設定はコスプレ仮面との関係上1999年末
〇向かいにある汚有墓牢(おんぼろ)HOTEL
同・201号室窓際
チンコロリを頭に乗せた、ミーナがダンテとその様子を見ている
ダンテ「今日は一体何の騒ぎだ」
ミーナ「あらもうすぐ中央区の知事選の投票日じゃない、ダンテは
知らなかったっけ?」
ダンテ「ああ知らない、魔界にもやっぱ選挙はあるんだアハハ だけどたかが
知事選だろ 何でそんな大騒ぎするの?」
ミーナ「それはねえ」
イサム仙人「待った それはわしから説明し、ようかん」
チンコロリ「あっイサム仙人コロ」(番外編では普通にしゃべる)
ダンテ「えっ仙人だってぇ」
ミーナ「居たの、って言うか この場所教えて無いのに何で分かったの」
イサム仙人「フフフフフフ、悪のあるところ必ず現れる 悪のあるところ必ず
イクじゃなくて行く ズバット参上ガバット怪傑のイサム仙人じゃ」
ミーナ「はっはぁ?」
ダンテ「あのぉ行ってることがよくわかりませんが、悪ってもしかして
あの豚の候補者の事ですか?」
イサム仙人「そうじゃ奴はシスフィーナ様にどう取り合ったか 気に入られて
サタン党(毛威世界ーけいせかい)に入って幹事長まで任されるように
なったんだが それまで 不自由(ふじ)党 民睡(みんすい)党等
作っては壊し作っては壊しすることから通称、政界の破壊豚と呼ばれておる
それ以外にも裏金疑惑とか いろいろなうわさもある」
ミーナ「へーえ仙人詳しいわねえ、そう言えば一部雑誌では 仙人が出るって
言う噂もあったけど」
イサム仙人「それは雑誌が勝手に書いたものじゃ、第一知事なんかになったら
不自由でたまらん」
チンコロリ「仙人は自由人コロね」
ダンテ、ミーナ「納得」
チンコロリの一言に同意する2人
ダンテ「あの豚のおっさんが胡散臭い政治家だってことはわかったよ、でも
なんて鞍替えしてまで知事選に立候補するの」
ミーナ「知事選って言ってもこの〇死無夜(しぶや)は向こうの世界では
東京に値する位の経済の中心地なのよ」
ダンテ「そっそうなんだ、でも何で選挙になったの前の知事は引退か何か
したの?」
イサム仙人「それは恥ずかしながらじゃなぁ」
ミーナ「あっ丁度そのあたりを地獄テレビでやってるよ」
テレビでは毎日のように知事選の模様を伝えていたが、今日は
前の知事の退任した映像が流れていた
〇地獄テレビ 444チャンネル
場面では多くの記者に前に竜の、小太郎前知事の釈明会見が
開かれていた
〇場面1
小太郎「だから~ぼくは~オギャーぁ オギャー その件につきましは
オギャーぁ アバババ~?」
泣きながら会見をする前知事
ダンテ「なーんだこれお笑い番組じゃないの?」
イサム仙人「残念ながら 数々の不正流用がばれた時の釈明会見の様子じゃあ」
ミーナ「ほーんとあたしたちも見ていて笑っちゃった、いや呆れちゃったわよ」
チンコロリ「ほんとコロ、芸人になった方がましコロ」
ダンテ「なるほどな、でっあの豚以外の立候補者は」
ミーナ「あっそれもやってるよ」
〇場面2
十呆型♀「えー私がジャニー党の推薦を受けて立候補しました
十呆型(とばかた)です」
レポーター「あなた方はそのためにスマップ細胞チームを強引に解散させたと
言う 噂があるんですが、応えてください結局細胞はあるんですか
ないんですか?」
十呆型♀「スマップ細胞は、ありま~す」
苦笑する羊の怪物
ジャニー党はメリーさんと言う羊が支配する闇王国であった
続いて場面は邪界党(しゃかいとう)からの推薦で立候補した
詐欺(サギ)リの横蓮舫候補の会見に移っていた
横蓮舫「私はこの死無夜(しぶや)を根本的に変えようと・・」
レポーター「その意気込みはわかるんですが あなたは朝鮮界との
2重国籍だと言う噂があり、あなた自身も20年前 はっきりと
国籍は朝鮮界だと答えてらっしゃいますよね?」
横蓮舫「その件に関しては現在調査しておりますので・・・・」
プチっ
ダンテ「結局どの候補者も一癖も二癖もある候補者ばかり
じゃないか、まともな候補はいないのかよ」
テレビを消してそうつぶやくダンテ
ミーナ「え~と後はカキピー♀とか言う柿の怪物の名前があるけど」
ダンテ「柿ピー?それは この前食べたお菓子じゃあ」
イサム仙人「いやカキピ~は数年前 魔界に麻薬を持ち込んだ 蒼いウサギ
の怪物じゃ」
チンコロリ「結局まともな候補者はいないコロ」
イサム仙人「まぁ下馬評通りなら圧倒的に豚沢だろうな,ところで諸君
これからどうするね」
ミーナ「そうだ、駅から徒歩2分のとこにさぁ死無英(しぶえい)って言う
ラーメン屋があるんだけど、今からみんなで 食べに行かない」
チンコロリ「そう言えばまだ朝から何も食べて無いコロ」
ダンテ「そう言えばそうだな、一体この旅館の人は何を」
ミーナ「ここは家族経営でみんな豚沢の後援会に入ってるもんだから
選挙があるといつもお客は ほったらかしなの、言ってなかたっけ?」
ダンテ「言ってない言ってない」
ミーナ「と言うことであたしたちは出かけるけど、良かったら仙人も来るっ」
イサム仙人「わしは修業中の身じゃが おごってやると言うなら
行かないこともない」
キュルルルルルーと仙人のお腹の音
ミーナ「さてはそれが目当てでここきたんでしょう」
ダンテ「えっだって仙人の家は敦子姫の宮殿なのでは?」
ミーナ「どうせエロビデオでも見てて追い出されたんじゃないの」
ダンテ「・・・そっそんなことは無い像、ぱおーん」
蚊の鳴くような声で呟く仙人
ダンテ「おーい仙人、声が小さいよー」
ミーナ「図星だったみたいね、じゃあみんなでラーメン食べに行こうか」
イサム仙人「さすがはミーナちゃんじゃあ、そう言うてくれると思うとった」
ムギュっ
巨乳に胸をうずめる仙人
ミーナ「調子に乗るなぁ・・・バロム爆弾パーンチ」
パン パン、ズバーン
チンコロリ「出た、ミーナの必殺技」
イサム仙人「ふぎゃあ許してく・レコーダー」
バシーン
窓の枠事地面に落ちる仙人
〇死無夜(しぶや)区道玄坂
ラーメン屋に向かうダンテ達、だが候補者は空から陸から選挙活動を
行っていた
ケッコウ「あーらミーナちゃん達じゃない、今日はみんなでお出かけ?」
ニワトリを象った選挙カーの中から顔を出すケッコウ
ミーナ「その車の中に居るってことはもしかしてマスターも知事選
立候補したの」
ケッコウ「ええっそうよ あたしはやだって言ったんだけどさぁ
常連客である大釜党(おかまとう)からの支持もあってね
出ることになっちゃったのよ、まぁあたしが当選したあかつきには
死無夜(しぶや)総大釜(そうおかま)化計画を実現しようと
思ってるわけ」
運転手「あっあのぉケッコウさん、そろそろ」
ケッコウ「あらそう、もっと話したいところだけど支援者が待ってるんで
このくらいにしておくわ また今度店の方にも飲みに来て超だ―い
うっふ~ん」
そう言って去って行くケッコウ候補
ダンテ「やっぱりあの人と言うか鳥は苦手だな」
ミーナ「私だってウッふ~ん」
ダンテ「だからいちいち対抗しなくていいから」
ミーナ「あっそうなんだ」
ゴゴ―
イサム仙人「ありゃあ何の音じゃあ」
チンコロリ「それに、さっきまで天気だったのに雪コロ」
空からはクジラに似せた飛行船に乗った雪女候補が支持を訴えていた
〇飛行船 雪んこの中
雪女「えー私雪女のユキコ、この度 大王一家の推薦によってえん魔党
から立候補することになりました 私が当選したあかつきには
雪降らせ放題をお約束いたします 信用くださらないんであれば
昔 魔人パトロールをしてた時の日本 どこがいいかなぁ
そうだ宮崎 あの赤く塗った自転車が止めてある一帯を
雪で埋もれさせてみせましょう」
イサム仙人「泡わわわ、いやあのユキコ姫さんやその必要は無い
応援するから・・がっがっが頑張ってくれ」
ダンテ「仙人何慌ててるんですか?俺は日本には言った事無いけど
いいじゃないですか 別の世界の事だから宮崎の1つや2つ」
イサム「宮崎の1つや2つだとお前は怖い事言うなあ、宮崎は
無くてはならない 大切なところじゃそれを1つや2つとは
何てこと言うんじゃ」
ミーナ「仙人 なに熱くなってるの仙人は魔界の生まれのハズでは?」
イサム仙人「いやそれは何じゃな あれがポンときてナニをナニして」
チンコロリ「仙人焦りまくって何言ってるかわからないコロ」
イサム仙人「自分でも何言っとるかわからん」
ミーナ「とっ話している間に付いちゃった見たいよ」
〇2-4-5らーめん死無英(しぶえい)前
中からは体格の良い野武士のような飛蝗族らしい人が出てくる
猛「おやっさん、美味しかったよまた来るよ」
魔遊「猛さん、また来てね」
それを見送るオーナーであるおやっさんの孫の 小鹿の怪物、魔遊
呪運(ジュン)「タァータァ」
裏の山ではおやっさんのもう一人の孫の呪運(ジュン)が子馬のミニと共に
火熊落としの猛特訓をしていた
ガラガラガラ
同・店内
魔遊「いらっしゃいませ」
ミーナ「ごめんくださいおやっさんいつもの塩ラーメン4つ貰える」
魔遊「おじいちゃん 塩ラーメン4つ」
おやっさんの声「おうっ塩4つね」
威勢のいい声が満杯の店内にこだまする
地獄テレビ
テレビでは各候補者たちが討論会をやっていた
場面
雨女「えー私が当選したら ずっと雨の日を約束します」
てるてるオウム「夜死魔(やじま)さんそれじゃあ雨が必要な人たちが
困るでしょう、私なら年の内4分の3は天気にすることを保証できますが」
豚沢「流石地方議員だった人たちだ 言ってることが小さい 私なら恩師
鷹那(たかな)角栄の魔界列島改造論を実現させますが」
岩男「フン 言ってらぁ、政治なんてものは結局誰がやっても変わらない様に
出来てるのさ」
岩ラーメンをバリバリ食べた後、お金を払って出ていく岩の怪人
イサム仙人「やれやれどこの国にもあんなのは入るもんだ」
ダンテ「・・・だけどあの岩の怪人が言ってたことも事実、俺の前いた国でも
政治が全くあてにならないから、革命を起こそうって事になったんだ」
ガンっ
そう言って岩の怪人が座ってたテーブルに近付いたとき、テーブルの下に
おいてあった大きな手提げバックが左足に当たる
ダンテ「あれっバックがおいてある、さっきの岩男の忘れ物かな?」
チンコロリ「さっきからチクタクと言う音が消え得るけど
時計でも入ってるコロ」
ダンテ「えっ音、そんなもん聞こえないぞ」
ミーナ「この子の種族はとっても耳猪が良いの、犬笛だって普通に
聞こえるんだか、あーあ」
ダンテ「なっ何だぁ突然」
イサム仙人「空襲警報でもあったか」
ミーナ「いやそうじゃ無くて 機能 カエルとカマキリがエッチしたら と言う
ラジオを聞いてたら」
イサム仙人「おおっそれは興味深いタイトルじゃな」
ダンテ「チャチャを入れないでください仙人」
イサム仙人「すんません、続けて」
ミーナ「でっその途中CMが流れたのね そこで最近岩男のテロリストが
いるようだから警戒しろって言ってるの思い出したの」
ダンテ「とっとにかく中を確かめよう」
そう言ってバックを 開こうとするが開かず、仕方なく耳に近付ける
ダンテ
カチカチ、カチカチ」
中からは確かに徒刑のような音がしていた
ダンテ「これってもしかして、爆弾じゃあ、どうしよう」
ミーナ「こうするのよ」
サッ
ダンテからバックをかっさらったミーナは外に出て 円盤投げの選手のよう
にバックをグルグル回し始める
ダンテ「ミーナ、何を」
チンコロリ「ミーナは学生時代円盤投げのポニー王室チャンピオンだったコロ」
ダンテ「そっそうなんだぁ」
グルグル、グルグルグル
ミーナ「キェェェェイ、コンチクショーォ」
ダンテに見せたこともないような表情で それを空に分投げるミーナ
ブーン、キーン
バックは遠心力を増しながら大気圏近くまで飛んでいく
ドバーン
はるか遠くで大爆発が起こる
ミーナ「あーんニャロー、ふだけやがって こーいミーナ号」
ピンッ
普段はポッケに入るサイズの浮遊ボートコンポチを空に投げると空中で
大きく広がる
ミーナ「いヤッホーお、行くよミーナ号」
コンポチM号「OK」
キーン
コンポチに飛び乗り岩男を追いかけるミーナ
ダンテ「いっ行っちゃったよぉ」
イサム仙人「わしたちも追いかけよう」
チンコロリ「おいかけるコロ」
キーン
ミーナ「あっおじさんそこどいてよ」
~馬鹿(しか)のパンだよチンコロロン~
パン屋のおじさんどいてッてあのね 嬢ちゃん あーあああーあ」
バシャ―ン
馬鹿(しか)「いや~ん、馬鹿~ン」
場車はひっくり返り、たくさんのパンや 牛乳などが地面に流れ出す」
パン屋のおじさん「こっこらー弁償っしていけぃ」
ミーナ「ごめんねェ後で来るイサムと言う仙人に弁償してもらって
うぉっとットッとっと」
〇ある家
子供「それじゃあ、パパ、ママいただきまあす」
父親「ああっゆっくりおわがり」
ズバーン
後ろを見て話をしていたため、今度は民家の家をぶち抜く
ミーナ「ごめんね支払いは仙人に、じゃあ急いでるんで」
子供「ねえママ、あれなあに
母親「・・・・・」
壁をぶち抜かれ、呆気にとられる親子
〇死無夜 公園どおり
ボス「岩男くん、次は公園通りに爆弾を仕掛けろ」
岩男「ヘイボス」
藤子不二雄の世界のような悪ガキが居そうな土管の中に爆弾を
仕掛けようとする岩男
岩男「さてこれで今日俺のノルマはクリアだぜ、ギョッお前はだれだ」
ミーナ「何してたのさぁ遅かったから 待ちくたびれちゃったよ」
岩男「おッお前はさっきのラーメン屋に居た女 何でこんなに早く
ここにいるんだ」
ミーナ「分け合っていろいろとこの町には詳しいんでね、ちょいと近道をした
だけさ」
岩男「なぜ俺様がこの土管の中に爆弾しかけようとしたのが分かった
無線を傍受したとは言わせないぞ」
ミーナ「へーえあんたここに仕掛けようとしてたんだ、よいしょっと」
土管の中から出ながら言うミーナ
岩男「何ッ知らなかったのか?」
ミーナ「知らない、あんたを見かけたから行く先で待ち伏せしてただけだから」
岩男「ムムムムッそうだったのか、だが秘密を知られたからにはお前には
死んでもらう」
(知らないと思うんだが)
〇上空の円盤の中に居るボス
プロフェッサーⅩ「岩男 イルミールよ、変身じゃ」
ビビビビビビィー
円盤から電波があ放射される
岩男「ウガぁがガガガガー」
円盤からの電波を受けて、30メートルも巨大可する岩男
ガガガーン
イルミール「ギャアアアああ」
ミーナ「きょっ巨大化した、あいつは一体」
イサム千人「北欧神話に出てくるイルミールの巨人じゃよ、ただしあ奴は
何者かの作り物の様じゃ」
イルミール「ウガぁあ」
サリー♀「きゃああお母さん助けてー」
信号を渡ろうっとした狐の少女サリーが巨人に踏みつぶされそうになる
ダンテ「ああっ、危ない」
〇自営団・カメバズーカ要塞・ガメ~ラ内
その時お亀の要塞が クルクルクルーとジェット噴射で飛びながらやってくる
ドクトル大佐「バズーカ‐砲を撃てェ」
図ッキューン
イルミール「ウガアアアア」
サリー「あっありがとう」
その隙に逃げるサリー
それは死無夜(しぶや)自営団・カメバズーカだった
ミーナ「こっちも行くよ、コンポチ」
コンポチ「おッケイ」
ミーナはコンポチで、巨人イルミールをかく乱していった、しかし巨人は
口から炎を吐き、中々近づくことは出来ないのだった
〇ガメ~ラ内
ドクトル大佐「うむむ、しぶとい怪獣じゃ カメノコ隊、次は
カメ・レーザーだ」
カメノコ隊1号♂「おッケイ、プロフェッサーぁ」
カメノコ2号♀「カメ・レーザー発射ぁ」
ババババババ,ビビーン
イルミール「オノレーうるさい奴めェ、バシーン」
ミーナ「うわーぁああ」
手で払われ、地面に激突するミーナ
ダンテ「だっ大丈夫かミーナ」
ミーナ「平気よ、それよりも何とかして奴の内部に入れたら」
そこに地球上の物なら豆腐以外はなんでも切断できる
ハイランダソード(破邪の剣)が目に映る
ミーナ「ダンテお願い、その剣 貸して」
そう言って剣を抱えて再びコンポチで飛ぶ、ミーナ
〇空中戦
ミーナ「ほらほら、お前の母さんデーベソ ポンポン」
イルミール「オノレー」
ボウー
口から火を吐きミーナを迫るも、ミーナは巧みにコンポチをあやルリながら
巨人の顔の近くに近付いていく
ミーナ「とんとん・あのぉカメさんたち怪獣の顔に向かってバス―カ砲
撃ってくんない」
カメノコ7号♂「それは良いデスが、あのぉあなたは?」
ミーナ「とにかく頼んだわよカメさんたち」
そう言って ガメ~ラから離れるミーナ
ガメ~ラ内
カメノコ7号「よし、カメ・バズーカー連続発射」
バキューン、バキューン
バキューン「ドバアアン」
イルミール「くそーお」
ミーナ「今だ、ダイナマイト、スマッシュ」
ゴー
ミーナはイルミールが口を開いたわずか3秒の間にその口に飛び込んだ
イルミール「んっ何かが口に入ったような」
一瞬真が開く
ミーナ「デャあああ」
イルミール「ウォ―ォ、そんなバカなァ」
ハイランダソードで、イルミールの体を裂いて現れるコンポチでミーナ
コンポチに乗ったまま両手を左右に開いてポーズをとるミーナ
その背後で爆発する巨人
ダンテ「やったァ」
チンコロリ「やったコロ」
イサム仙人「やり折ったな」
〇上空の円盤
プロフェッサーⅩ「ちっ失敗か、まぁ一応サンプルは取れたことだし
これで良しと・・・」
ミーナ「ところがそうはいかないんだな」
ガシッ
両手でしっかり円盤を握るミーナ
プロフェッサーⅩ「なっ、何をするつもりだ」
ミーナ「決まってるじゃない、こうするのよ」
円盤を掴んでくるグル回すミーナ
ミーナ「これが本当の円盤投げじゃああああ,キェェェェェェェイ
タコ焼き("・∀・)イイ!!」
プロフェッサーⅩ「いいいい、やめてくれえ」
ミーナの気合の雄たけびによって円盤は遥か彼方に飛んでいった
プロフェッサーⅩ「またきっとくるからなぁ、覚えておれェ」
キーン、キィィィ―ン
ガチャン
〇ゴルゴ―ㇻ
プロフェッサーⅩ「うへ~んこんなとこまで飛ばされちゃったよー
しかしここは何処じゃ」
しばらくその惑星(ほし)を探検するプロフェッサー その時近くでキェー
と言う物凄い雄たけびが聞こえてくる
プロフェッサーⅩ「何じゃあのこ・・え」
その水晶の中には怪物が居た、そしてプロフェッサーはその鳴き声一つで
たちまち効率居てしまった
ドーン
ズズズズズ
風によって倒され崩れていく、プロフェッサーの残骸 それがこの世に
死をもたらすと言われる絶対の破壊神ユダだった、そしてこのユダによって
我々の地球はかつてない危機に直面するのだが、それはまた 別の話
〇汚有墓牢(おんぼろ)HOTEL
〇寝室
豚沢「え~ェ、私豚沢が当選しましたからには何としても この魔界を」
ミーナ「結局下馬評通り、豚沢が当選しちゃったねぇ」
ダンテ「ああっ、結局政治何てモノは誰が成っても変わらないのさ」
チンコロリ「ダンテの言うとおりコロ」
ダンテとミーナの間に入ってそう言うチンコロリ
魔界の夜は静かに更けていく。
☆
イサム仙人「と、いう事で今回の話はこれでおしまいじゃ
それじゃあ諸君 また会お・うんぱおー バ―イ」
夜の魔界の妖しい女性が誘うと言う,火吹町(かぶき)辺りに消えていく仙人
コスプレ仮面☆THE(ジ)FINRL・WORLD @kabanai
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