ジ〇リでアニメ映画にしてくれ~!!
第一部読了しました。
第二部はまだこれからなのですが、今のこの感動をことばにしたかったので一度レビューを書かせていただきます。
第六章、感動のあまり泣いてしまいました。
特に、ラストの虹の出る魔法のシーン、涙腺決壊です。よ、良かった!! 本当に良かった!! 私はこのひとにだけは不幸になってほしくないんだ……。
間違えたのかもしれない、もう引き返せない道を来ていたのかもしれない、でもアイザの存在がこのひとにとって希望になればいいと思った。
みんなそれぞれのおもいを抱えて生きている。
みんなみんな、誰かにとっての大事なひとなんだ。
そんなことを思いました。
うっ(涙)
あと、私事で恐縮ですが、王族というものが好きで好きで好きで好きでたまらないので、どうしてもイアランとタシアンに肩入れをしてしまいます……。
どう考えてもイアランはつらい立場だと思うんですけど……このひとはどんな状況も生き抜いていける予感がする……。めっちゃ好きです……。
第二部も大事に読ませていただきます!!
素敵な作品を本当にありがとうございます!!
良い意味で予想を裏切られた!敵だと思っていた人が味方で、味方だと思っていた人が敵で…アイザとともに疑心暗鬼になりながら読み進めるのがとても楽しかった。世界観ばかり凝っている作品が多いネット小説のなか、展開で読者を惹きつける作品に出会えたのが嬉しい。ちなみに一番驚いたのは終盤に明かされた第一王子の正体。
もちろん世界観自体も邪魔にならない程度に作り上げられている。精霊と人間の共存や、魔法のエネルギー源などの設定は使い古された王道なものだけれど、物語への組み込み方が上手いのでしっくりくる。ただ、政治や軍事に関する描写には少々拙さがあり、ご都合主義と感じることが多々あった。
第1部だけでも綺麗に物語が完結しているけれど、続く第2部にも期待している。