第五章 福猫さんの地元へその一
今日はお父さんとお母さんが、お父さんの友達の結婚式に出かけているから一人だ。だから家事は自分でしなくてはいけない。そして昼ご飯を作っていると、窓から「ドンドンドン」と音が聞こえた。のぞいてみると、福猫さんだった。
「やっほー♪今日も来たにゃー♫今日は特別に金貨二枚にゃー♬」
今日の福猫さんは何故か機嫌がいい。福猫さんは言った。
「帰り方が分かったにゃー♬これで地元に帰れるにゃー♫でもここも気に入ってるからここでずっと暮らすつもりにゃー♪でもみんなにしばらく会ってないから会いに一旦帰るにゃー♪そうだ!一緒に行くかにゃー?」
わたしのお母さんとお父さんは出かけているから、行くことにした。まずは駅に行った。福猫さんは野良猫に話しかけている。話が終わったら、野良猫は駅のホームに走っていった。少し時間がたった時、あの野良猫が他の猫を連れて戻って来た。それは、猫の駅長さんだった。そして、福猫さんと猫の駅長さんが話を始めた。そして、話が終わった。野良猫はいつの間にか、どこかへ行ってしまった。猫の駅長さんは言った。
「にゃーん(ボクについてきて。)」
福猫さんが通訳をしてくれた。猫の駅長さんは言った。
「にゃにゃにゃ(ちょっと待って、切符を持ってくるから。)」
3分たった。猫の駅長さんが戻ってきた。切符を持っている。猫の駅長さんは言った。
「にゃーにゃーにゃ(銀貨1個で切符2枚です。)」
福猫さんは銀貨を2枚渡した。そして、福猫さんは言った。
「こっちが払うので、そっちが募金にゃー。」
「にゃーご(ありがとうございます)」
わたし達は、切符を入れて、ホームへ行った。すると、もう電車がとまっていた。招き猫の絵がたくさん描かれた電車だ。運転手は猫の駅長さん。
「にゃーんごろごろ(まもなく~福福猫さん駅行きのー電車が発車いたしま~す。)」
すると、20匹ぐらいの猫が乗りに来た。そして、猫の駅長さんが言った。
「にゃっ!(出発進行!)」
電車は動き出した。
福猫さんは福の神 ゆっち @yucchi
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