書き終えることが最も重要

いろんな自分の時間を削って、プロットを考え、布団に入っていい付箋が思いつけば、布団を放り投げてまで机に向かいパソコンを起動する……そこまでして書いた作品、そこに登場するキャラクター、すべてに愛着がわくものです。
しかし、いずれはやってくる”完結”。
嬉しい反面、それ以上に寂しさもついてくるものです。
そうなると、「また、あの子たちを動かしたい!」「あの森でのボス戦を描きたい!」……なんて思考が巡ります。
プロローグに留まらず、番外編、外伝、と無理やりにでも続きを書いてしまいがちです。
しかし、ひな鳥が巣立ちする、子供が独り立ちするのと同じで作品も”完結”という段階を得て独り立ちするのです。
だらだらと書いてきましたが、この作品を読むことで価値観が変わります。
小説を書いてる方も、興味がある方も、まずはこれを読んでください。

その他のおすすめレビュー

成瀬なるさんの他のおすすめレビュー3