第一話
>人類は人体を「ゼプト・十のマイナス二十一乗」にまで細分化
とあるが、これはまた随分ちいさくしたものだと思う。そこまで細分化する理由があるのかと思えるほどのちいささだ。原子レベルなどという話を超えた小ささだ。
また「薬のカプセル」とあるが、記録メディアがその大きさなのだろうか。どうも判然としない。
第二話
フライホイールにというあたりは、どうも永久機関を想像する。また負質量についてはちょっと考証が必要ではないだろうか。
それにしてもダラダラと書いていると思う。設定まわりはもっと簡単に書けるだろう。書けないのは…… 著者にこういう話題についての馴染みがなく、だから書かなければ著者自身もどういうことかがわからないのか。それとも読み手に必要と判断したからか。その判別はできないが。