あとがき

 はい、あとがきです。

 初めまして、人間人間と申します。人間人間と書いてヒトヒトと読みます。読めないですね。でも残念ながら私の名前は人間人間です。宜しくお願い致します。

 えー、今このあとがきを読んでいるあなたが物語を読んだのかはわかりませんが、如何でしたでしょうか。面白いと思ったかつまらないと思ったか私にはわかりませんが、何かしら心に残るものがあれば私は嬉しいです。やったぜ。

 実はこの物語は、最初リレー小説から始まったものでした。とある高校のとある部活。そこで下っ端の私が提案して実行することになったリレー小説でした。ですが、その小説が完成することはありませんでした。小説を書くには案外時間がかかるもので、紆余曲折ありとうとう私が高校を卒業しても完成することはありませんでした。ですからこの物語は、前半リレー小説、後半私オリジナルとなっています。具体的には「4」までですね。「5」からは全て私が一人で黙々と書いていました。ちなみに、前半のリレー小説部分も後半の繋がりや私の書き方に合わせて内容を大分修正しました。最早改変と言った方が早いかもしれませんね。ですが、物語の登場人物である必木然子は私が生みの親ではありませんし、前半の話があっちこっちへと動く部分はそのまま残っています。ですからこの物語は私一人では書けなかったと感じています。一緒に物語を進めてくださった方々には感謝しています。―—皆、こうなったよ。こうなるとは思わなかっただろう? 私もだよ。

 さて、読んだ方にはもうわかっていることでしょうが、これはかなり荒々しいですよね。なんとか書き上げなければ。その思いで最後まで走り切りました。ですから雑な部分が多くあったかもしれないと、反省しています。そして、そのような荒々しさと共に、実は次回作へと続く伏線のようなものもいくつか用意しました。そんなことをしている暇があるなら本編を真面目に書けよ。その通りですね。ごもっともです。ですが、私は書きたかった。書きたかったんです。ちゃんとこのお話は続きがあるんだよ。と言いたかったのです。だから、書きました。

 ちなみに、次回作があるとは言いましたが、書くとは言っていません。何を言っているんだお前はと思ったそこのあなた、確かにその通りです。私自身も書きたいと思っているのですが、自信がありません。上手く書ける自信が。ありません。この物語もかなり荒々しいものになってしまいました。ですから次回作もそうなるのでは、と思っています。ですが、んなこたぁ関係ねーよ書けよと思うこともあるのでもしかしたら書くかもしれません。どっちだよ。とりあえず、今のところはどうなることやら、といった感じです。

 では今回はここまで。ここまで読んだあなたは我慢強いですね。流石です。私にはできません弟子にしてください。―—そして、感想を言っていただければ、最高です。

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罪と罰(上) 人間人間 @hitohito

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