読み始めたら最後、お話が途切れるまでやめられなくなります。緻密な描写によって頭の中で登場人物達が自由に鮮烈に童話を紡いでくれるので、いつの間にか「盗られて」いました。続き、楽しみにしてます。
登場人物が多いにも関わらず、それぞれに見せ場があり全員魅力的。何より読んでいて映像が浮かぶので映画を見ているような気持ちになれます。
洒落の効いた言い回し、モチーフに準えた「カッコいい」会話。魅力的なキャラクターを引き立てる展開と、何よりも夢中にさせる映像的な文体。強さが、弱さが、矜持が、狂気が……或いは、その想いが……まさに幼…続きを読む
あえてこの表現にした理由はこの作品の登場人物のほとんどがやはり『童話』の中の住人だからこそ、というのはある。その世界観さながらど迫力満点のスケールで見る者を圧倒させ、そして酔いしれる。登…続きを読む
軽快な文章、疾走感、躍動感、どれをとっても今までの童話とは全く違う、まさに『夢のような』物語達。作者様の『好き』を山のように詰め込んだ物語一つ一つが、読み手を引き込んでいきます。 この物語達…続きを読む
もっと見る