第5話 ---あとがき---
厚生労働省の調査では、
【高校新卒者】平成26年3月に高校を卒業する生徒
1) 平成25年10月末における高等学校卒業予定者の就職内定率
2) (就職内定者の就職希望者に対する割合)は64.1%で、昨年同期から3.2ポイント上昇
3) 男女別
男子は66.7%、女子は60.4%
昨年同期比、男子は3.0ポイント、女子は3.6ポイント、それぞれ上昇
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/12/1342471.htm
高校生の就職率は、明るい兆しが見えてきています。
今の日本は、リーマンショック以降、震災や辛いニュースが伝えられていく中で、少しでも明るいニュース「高校生就職率ポイント増」を伝えたいと思いました。
ただ、私が作品を書く中で若い方たちとお話したり、電車内で見聞きする会話で気になったのが、自分で考えるのではなく、これっていいのかな、悪いのかなと判断するときに、 決まって彼らは、
「ふつう」という言葉を使います。
いわゆる白でも黒でもなくぼやっとしたグレーが彼らには好ましいのです。
はっきりとさせることで、相手に嫌われてしまうのではないか、損をするのではと防御に入ってしまう。
まずは、何でも自分の考えを持って行動してみる。恐れないでぶつかって欲しいと願いました。
それで間違ってもいいじゃない、直していこうよ。考えていこうよ。
なんでも「ふつう」ではなく、自分の意志でぶつかっていくこと。
「希望を持つこと」を忘れないで欲しくて作品を書きました。
それから、彼らが防御に入ってしまうのは、私を含め大人たちにも責任があるのだと感じています。
皆さんの周りに笹塚部長、沼田さんはきっといます。
「希望を持つこと」を忘れないで欲しくて作品を書きました。
どうか目標となるものやりたいことを見つけて、自分だけのFestivalを心に刻んでください。
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と、こんな偉そうなこと書いてしまいましたが、これってほんと初期の作品です。
今読むと、恥ずかしくてどうしようですね。
視点ぶれとかあるし……。
これも一つの成長過程かなーと、あまり作品の修正をしないまま載せることにしました。
2016/01のrより。
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