イスカリオテの湯葉、という作者名を最初に見た時、太宰治の『駈込み訴え』のラストを思い浮かべたのですが、まさか『走れ●●●』(プライバシー保護の観点から伏せさせていただきます)が出てくるとは。全体的に、星新一的な肩肘張らず、しかしとことん自由で楽しい文系SFを楽しめます。文体への意識の高さは星新一以上かも。
ついつい読んでしまう。面白いよ。
とても面白かったです。8行目まで読んですぐに面白いと思いました。掴みが早いのは読む気が沸きますね。読み手の心を意識してそうだと感じました。さばさばっとした女の子の口調も人間観察に対する不自然さ…続きを読む
どの短編も面白く読めました。発想の斬新さ、そして言葉をあやつるセンス、もう何も言うことはありません。世間のつまらない本を蹴散らしてください。
たぶん著者以外には誰にも書けない。面白すぎる。
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