死のうとしたところを助けた男は自殺志願者!?

なんとなくタイトルに惹かれ、読みました。
プロローグの「可哀想な君達を、僕が救ってあげよう」という言葉はストレス社会に負けそうなっている、一度は負けてしまった私には凄く魅力的で、早速1話から読んだのですが・・・
あらすじ通り、いきなり主人公の勇希が自殺しようとする話になっており、驚きました。
自殺しようとしたところ、助けてくれた?謎の男ソバ。おお、助かったのかと安心したのは束の間。ソバも自殺志願者で、勇希を助けてわけじゃなく自分のためという発言にはさらに驚き、予想外すぎて笑ってしまいました。
人を喰らう化け物「死に変わる者」が出てきたシーンはその化け物のおぞましさがしっかり描かれており、想像しやすく、鳥肌が立ちました(現実にいなくてよかった・・・!)。
勇希が自殺しようとしたのは仕組まれていたことという話があり、一気に怪しいものが漂い、先の展開が気になります。一体、どうなっていくんだ・・・。なんだか、予想しても予想外の展開が待ち受けていそうで続きが楽しみです。
それぞれの話の文字数は読みやすい数になっており、文章自体もすらすらと読める内容です。小説が苦手、という人にも読みやすいんじゃないでしょうか。

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