このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(125文字)
一通の手紙から、逃げたくなるほどの狂気が滲み出す仕事から帰ると、玄関前に身に覚えのないダンボール箱が置かれていた。それだけの始まりなのに、すでに漂う嫌な予感。箱に添えられた手紙を読み進めるにつれ、過去の出来事と送り主の異常な執着が少しずつ明らかになっていきます。最初は「いったい何があったのだろう」と読んでいたはずが、次第に「この人、怖い……」へ。そして最後には――。**人間の歪んだ愛情と執着ほど怖いものはない。そう思わせてくれる、ゾッとするヒトコワ短編です。**
題名もあらすじも、最初から不穏な空気満載で始まります。置き配のようなものがある日常から、廃れつつある文化『手紙』という形で相手の真意が伝わる。過ちがストーキングしてくるダブルミーニングも面白いうえに、独白内容に絶望しました。ヒトコワジャンルお好きな方、是非読んでみて下さい。痺れます。
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