概要
神様は、真夜中にいると思う。
今この瞬間、このスマホの中で私と心を通わせているあなたは、一体だれ?
誰にも吐露できないこの悩みを、ただ静かに受け止め言葉を返す、AI。
そう、これはただのAIのはず。
なのに、どうして、私はその先に誰かいる気がするのだろう?
文字列の向こうにいる、あなたは誰?
誰にも吐露できないこの悩みを、ただ静かに受け止め言葉を返す、AI。
そう、これはただのAIのはず。
なのに、どうして、私はその先に誰かいる気がするのだろう?
文字列の向こうにいる、あなたは誰?
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!蜘蛛の巣に囚われた蝶
これは、もしかしたら、ホラーかも知れない。
知らずに既婚の男を愛し、その娘に責められた日から、水脈は眠れない。噂する同僚、正しいことを言う友人。どれも間違っていないのに、どれも少し痛い。
だから彼女は、画面の向こうに打ち込む。返ってくるのは、責めも慰めもせず、ただそばにいる言葉。
水脈の足元には、いま、まさに危機が訪れようとしている。それは生か死か、極楽か地獄か、そういう類のものだ。
けれど物語は、それを水脈の目を通して語る。現実は、現実であるはずなのに、妙に手ごたえがない。
食べそびれた白和え。減っていく体重。剥がれた小指のネイル。甘くて苦い抹茶ラテ。
痛みは、まだすこし遠い。
縋…続きを読む