概要
朔太郎達の平城の都から続く縁。早良親王が怨霊となった悲しい真実
将門を鎮め、石堂との闘いが終わった後の東京。華族制は廃止。食糧難で、体制側と民衆側の間には一触即発の軋轢が生まれ、世情は不安定。「人肉騒動」「カルト集団の台頭」等不穏な事件が起こる中、朔太郎、凛、お紺、犬神の過去の歯車も動き出す。早良親王の怨霊が現代に蘇り、平安遷都の悲しい真実が明らかになる...。シリーズ第2弾。全12話。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!戦後東京の闇に、千年前の因縁が蘇る
焼け跡、闇市、食糧難――戦後の東京で囁かれる「人肉騒動」。
調べていくうちに見えてきたのは、人肉を喰らう「餓鬼」と、それを生み出しているらしい謎の存在。そして、飢えた人々を救済する新興宗教「天命奉道会」。
怪異事件を追う新聞記者たちの物語かと思えば、そこから一気に平安時代へと遡り、狐の少女・お紺と、言霊使いの朔夜との出会い、何度生まれ変わっても続く因縁へとつながっていく構成が面白いです。
特に、現在の「餓鬼事件」と、千年以上前に封じられた存在が少しずつ結びついていく展開が印象的。
戦後の社会不安と、日本古来の怪異。そして転生を超えて続く因縁。
それぞれ別の物語に見えていたものが、少…続きを読む