瓶は蓋が無ければ密閉できません。入れたものを完全に保存できないし、こぼれることもあります。孤独と脆さを抱えた作中の二人が、欲望・不安・幼さ・好奇心、そして愛情や愛着までを互いに注ぎ込み、それでも最後まで蓋をすることができない。「これは〇〇だった」と蓋をして確定できない二人の関係性に惹き込まれます。二人の関係を最後まで名づけないからこその、深い余韻を味わえる作品です。
もっと見る