概要
「黒猫がいなくなっても、黒電話はまだ鳴っている。
引越し先に残されていた、一台の黒電話。
黒猫のクロナは、その電話を気に入り、いつしか並んで過ごすようになった。
黒くて丸いものが二つ。まるで猫が二匹いるようだった。
やがてクロナは、黒電話の隣で静かに息を引き取る。
そしてその夜から――繋がっていないはずの黒電話が、小さく「チン」と鳴った。
黒猫のクロナは、その電話を気に入り、いつしか並んで過ごすようになった。
黒くて丸いものが二つ。まるで猫が二匹いるようだった。
やがてクロナは、黒電話の隣で静かに息を引き取る。
そしてその夜から――繋がっていないはずの黒電話が、小さく「チン」と鳴った。
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