概要
三十年前の過去で出会ったのは、私にそっくりな14歳の「母」だった。
中学二年生の神谷向日葵(14)は、小学校六年生から不登校になり、自室に引きこもっていた。勉強も運動も苦手で人前で話すのも苦手だが、イラストや漫画を描くことには非凡な才能を持っていた。一人で育てる父・哲也(45)は極度の過保護・過干渉で、不登校になったのは自分の育て方が悪かったからだと自分を責め続けていた。また、向日葵は生まれた直後に交通事故で亡くなった母・美咲の記憶がなく、写真で自分と瓜二つな姿を知るのみだった。
夏休みのある日、近所の祖母の家へ向かった向日葵は、庭で大きな犬に驚いて倒れ、頭を打って意識を失う。目を覚ますとそこは30年前(1996年)の世界だった。目の前には若かりし頃の祖母と、自分と激似の中学生の母・美咲がいた。
夏休みのある日、近所の祖母の家へ向かった向日葵は、庭で大きな犬に驚いて倒れ、頭を打って意識を失う。目を覚ますとそこは30年前(1996年)の世界だった。目の前には若かりし頃の祖母と、自分と激似の中学生の母・美咲がいた。
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