概要
日焼けした皮膚と火傷をした皮膚と 落ちこぼれになりたくてなったの
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- ★★★ Excellent!!!夏の恋情を皮膚感覚で詠んだ秀逸短歌集
タイトルの「皮と零落」にふさわしく、
身体感覚を使った、
恋や日常の短歌が並んでいます。
鰭、鱗、皮膚、手など、
皮膚感覚が鋭く繊細で、
独自の世界観を築き上げています。
5首目。
日焼けした皮膚と火傷をした皮膚と 落ちこぼれになりたくてなったの
キャッチコピーに選ばれている1首。
日焼けの皮膚も火傷の皮膚も、
危うくて脆く、ひりひりと痛みを感じさせますが、
そんな姿になったのは「落ちこぼれ」への憧れというのが、
倒錯的なユーモアになっていて、微笑ましいです。
二人の恋愛関係の距離感が、
1首1首から薫り立ちながら、
夏という季節感とも相まって、
静かな詩情の立ちのぼる、
ハイセン…続きを読む