概要
描けば天変地異、彫れば国家転覆。変態芸術家達が美学で世界を狂わす!
剣なし! 魔法なし! 持つのは筆とノミ!
表現の規制に抗い、「異端者」として冷たい牢獄へ落とされた二人の天才(変態)芸術家。
彼らの放つ『絵と彫刻』が、国家最強の軍隊を動かす大騒動を巻き起こす!?
――中世ヨーロッパ。のちに『ルネサンス』と呼ばれる可憐で華やかな芸術の時代……風のお話。
自らの指を噛みちぎり、石壁に血で描いた「最愛の母の姿」が、絶対権力者たちの強欲な思惑を巻き込み、世界の歴史を根底から狂わせていく。
彼らの放つ唯一無二の「芸術」が、国家をも鮮やかにハメ倒す。
本人たちはただの悪ノリ、周囲はガタガタと大パニック!
牙を抜かれた時代に、知らず知らずのうちに中指を立てていく。
ろくでもない天才コンビによる、世界最狂の【勘違いブラックコメディ】が、ここに幕を開ける。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!変態芸術家の生態を全力で描いた、直球の芸術コメディ
一章読後の感想です。
作者の「面白い」を真正面から全力でぶつけてくる作品。
ロッシュとルッカという二人の変態芸術家が、芸術に対しては妙に真剣なまま、とんでもない状況を突き進んでいく姿がとにかく面白いです。
展開自体は奇をてらっているわけではないのに、二人の言動や「変態芸術家としての生態」を全力で描いているからこそ、読んでいて素直に笑えて、次は何をやらかすのかとワクワクさせられました。
作者さんが面白いと思っているものを変に捻らず、そのまま全力で描いている。その直球さこそが、この作品の大きな魅力だと思います。
ちなみに、先に読んでいた漫画版の濃い作風も、小説版を読む際には作者さんのイ…続きを読む