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概要
三年間お姉さんの傍にいた。兄の代わりだった
【シリーズ 不幸の隣に君がいる その3】
「来てくれてありがとう」
兄の嫁の家に通い始めて、三年が経った。彼女は相変わらず外に出られなくて、僕が訪ねるたび嬉しそうに笑った。パンを買って、一緒にゲームをして、たまに髪を乾かしてやる。彼女が僕に兄を重ねていることは知っていた。それでも、僕は僕を見てほしいなんて、思わないはずだった。
「来てくれてありがとう」
兄の嫁の家に通い始めて、三年が経った。彼女は相変わらず外に出られなくて、僕が訪ねるたび嬉しそうに笑った。パンを買って、一緒にゲームをして、たまに髪を乾かしてやる。彼女が僕に兄を重ねていることは知っていた。それでも、僕は僕を見てほしいなんて、思わないはずだった。
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