概要
私は……赦されて良いのでしょうか?
大正十四年、九月。実業家の櫛守長寿郎が死去した。
櫛守家には、次期当主を『相続選挙』により決める慣わしがある。
後継者候補の一人、長倉宣雄の後見人を頼まれた土御門保憲は、相模湖の近く、忍者屋敷と神隠し伝承のある櫛守家の別荘『三徳庵』に、他の面々と共に閉じ込められた。
これより、投票で全会一致するまで出られない。
候補者四名にそれぞれの後見人が二名ずつと、立会人と使用人たち。
腹に何物も抱える彼らの意見が一致するはずもなく、選挙は混迷を極める。
一方、警視庁の百々目潔宣警部は、保憲の頼みで櫛守家の内情を調べる。すると、幾つもの不審死に行き当たった。
百々目の懸念通り、三徳庵では後継者候補が次々と惨殺され……。
《全43話 完結済》
※ 家系図及び見取図を、近況ノートにて公開
櫛守家には、次期当主を『相続選挙』により決める慣わしがある。
後継者候補の一人、長倉宣雄の後見人を頼まれた土御門保憲は、相模湖の近く、忍者屋敷と神隠し伝承のある櫛守家の別荘『三徳庵』に、他の面々と共に閉じ込められた。
これより、投票で全会一致するまで出られない。
候補者四名にそれぞれの後見人が二名ずつと、立会人と使用人たち。
腹に何物も抱える彼らの意見が一致するはずもなく、選挙は混迷を極める。
一方、警視庁の百々目潔宣警部は、保憲の頼みで櫛守家の内情を調べる。すると、幾つもの不審死に行き当たった。
百々目の懸念通り、三徳庵では後継者候補が次々と惨殺され……。
《全43話 完結済》
※ 家系図及び見取図を、近況ノートにて公開
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!鳥肌が立つ程の品格と巧緻!!ミステリーとは、こう描く
本格ミステリーホラー小説というのは
非常に希少であると思う。ましてやこの
ご時世に、これだけの作品を手掛ける作者の
本作品は
まさに『横溝正史』御大の再来の如き
謎解きと怪奇趣味と読後の深い感慨を齎す。
最も尊敬すべき作家の一人である。
さて、本作は大正末期にこの世を去った
大手デパート総帥の 後継者 を選ぶ為に
一族の候補者四名およびその後見人二名が
相模湖に程近い別荘に集められて
総選挙を行う…恰も、ローマ法皇を選ぶ
Conclaveの様相。勿論、その間は当事者達は
決して外へは出られない。
しかも、この候補者たち。
腹に一物も二物も持っており近しい血縁者で
あるが故の憎悪…続きを読む