概要
これに反発した武田信玄は、上洛を唱えつつも遠江、三河を席巻した。世にいう西上作戦である。
武田家はこの西上作戦を契機に織田家と対立し、やがて滅びの道を歩む。
しかしこの西上作戦の原因となった、岩村城の城盗りにおいて、織田家のある重臣がかかわっていた……。
下記の拙作の後日譚で、脇役の物語です。
「輿乗(よじょう)の敵 ~ 新史 桶狭間 ~」
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!1つの城が、国を亡ぼす
土地1つ、城1つ、人1人……。
それだけで人が死ぬ。国が亡ぶ。何もかもが消える。
1582年に実行された甲州征伐。それは唐突に起きたことなどではなく、いくつもの出来事が積み重なった結果の果てに引き起こされた、当然の結末だった。
「岩村城」という1つの城主が死んだことが、1人の男が動いたことが、1人の男が死んだことが、武田家の運命を決めることになった。
武田信玄、織田信長、徳川家康、上杉謙信、北条氏政……。
当事者たちが胸に秘めていたリアルすぎる事情。それがたった1つの「岩村城」を巡って繰り広げられる姿は、戦国時代だからこその迫力と権謀術数の匂いが強烈。『真田丸』の序盤で重要な役目を…続きを読む - ★★★ Excellent!!!🏯一つの城が歴史を動かした!岩村城から読み解く戦国最大級の連鎖⚔️🔥
非常に面白い歴史短編でした📖
本作の魅力は、有名な歴史事件をそのまま描いていないところです🏯
主役となるのは長篠でもなく⚔️
甲州征伐でもなく⚔️
本能寺でもありません🔥
物語の中心にあるのは「岩村城」です🏯
一見すると地方の城の相続問題に見える出来事が、やがて武田家と織田家の衝突へ発展していく流れが非常に興味深かったです📜
特に前半の勝頼の視点が秀逸でした✨
歴史作品では失敗した後継者として描かれることも多い勝頼ですが⚔️
本作ではむしろ理性的で現実的な人物として描かれています🤔
織田との同盟関係🤝
上杉との外交📨
北条との関係🏯
それらを冷静に分析しながら父の暴…続きを読む - ★★★ Excellent!!!それは城主の病没から始まった
ドラマ・映画における長篠の戦いは、だだっ広い野原にて、あの有名な馬防柵とパパーン!の鉄砲隊が武田軍の猛将を無情に撃ち倒す。
史実の決着現場は窪地の「設楽原」、地形に変化のある湿地帯だ。
旗指物を立てて鬼の形相で迫りくる武田騎馬隊。
鉄砲隊は、馬ごと突っ込んでくる武者を前に、恐怖で顔を引き攣らせながら撃ちに撃つ。
記録によれば、一柵目、二柵目、三柵目まで、ど根性でニ十騎ほどは、突破してきたそうだ。
しかしこれは織田・徳川の罠で、「武田さん、こっちこっち!」と馬防柵に引き付けておきながら、実際には別動隊として潜んでいた兵が武田軍を襲った、ということになっている。
時間差攻撃…続きを読む