概要
【百合】「私のどこが好き?」なんて聞くから、全部教えた。
教室の隅で、いつも一人静かに本を読んでいる彼女がかわいい。
ページをめくる指も、褒めるとすぐに赤くなる耳も、私が隣に行かなかった日に少しだけ不機嫌になるところも、全部好き。
思い切って告白した私に、彼女は尋ねた。
「……私の、どこが好きなの?」
その問いに、私は私なりの方法で答えた。
けれど、告白の返事はまだもらっていない。
それなのに、返事を待つ日々は、思っていたよりずっと甘かった。
好きとは言ってくれない彼女の仕草に、私は今日も都合よく期待してしまう。
返事はまだない。
けれど今日も、たぶん昨日より近い。
ページをめくる指も、褒めるとすぐに赤くなる耳も、私が隣に行かなかった日に少しだけ不機嫌になるところも、全部好き。
思い切って告白した私に、彼女は尋ねた。
「……私の、どこが好きなの?」
その問いに、私は私なりの方法で答えた。
けれど、告白の返事はまだもらっていない。
それなのに、返事を待つ日々は、思っていたよりずっと甘かった。
好きとは言ってくれない彼女の仕草に、私は今日も都合よく期待してしまう。
返事はまだない。
けれど今日も、たぶん昨日より近い。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?