概要
ハズレ同士のお見合いから始まる、二人だけの居場所を作る物語
「『こうげき』——。勇ましいのは、名前だけじゃないか!」
鉱山領を治める伯爵家の三男、デルム。
彼が10歳の鑑定の儀で授かったスキルは、『こうげき』だった。
ところが、剣を振っても、弓を射ても、何の力も発動しない。
8年にわたってあらゆる方法を試した末、デルムは立身出世を諦め、せめて家族の役に立とうと家業の手伝いに励んでいた。
そんな彼のもとへ、ある日、見合いの話が持ち込まれる。
相手は、完璧な淑女として育てられた辺境伯令嬢リーゼティア。
デルムには不釣り合いに思えるほど立派な令嬢だったが、彼女もまた、『うかべる』というハズレスキルを授かっていた。
触れたものを、ほんの少しだけ浮かせる力。
一度も発動したことのない、正体不明の『こうげき』。
一人では役に立たなかった二つの力は、見合
鉱山領を治める伯爵家の三男、デルム。
彼が10歳の鑑定の儀で授かったスキルは、『こうげき』だった。
ところが、剣を振っても、弓を射ても、何の力も発動しない。
8年にわたってあらゆる方法を試した末、デルムは立身出世を諦め、せめて家族の役に立とうと家業の手伝いに励んでいた。
そんな彼のもとへ、ある日、見合いの話が持ち込まれる。
相手は、完璧な淑女として育てられた辺境伯令嬢リーゼティア。
デルムには不釣り合いに思えるほど立派な令嬢だったが、彼女もまた、『うかべる』というハズレスキルを授かっていた。
触れたものを、ほんの少しだけ浮かせる力。
一度も発動したことのない、正体不明の『こうげき』。
一人では役に立たなかった二つの力は、見合
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!二人なら強敵にも勝てる!
「こうげき」と「うかべる」という、何の役にも立たないといわれたスキルを持つ二人が、知恵と工夫でスキルを駆使して強敵にも立ち向かっていくストーリー。
いわゆる「ざまぁ」や「チート」的な要素がありつつも、実際には二人が強敵を倒すという目的に向けて一生懸命練習に励む様子が描かれるなど、テンプレ小説とは一味違う読み味になっております。
割とこの手のお話だといきなりヒロインが恋愛感情を露わにして「え、どこで好きになった?」と困惑したりすることもあるのですが、この作品では最初のお見合いのシーンからボス戦に至るまで、お互いに信頼を深めていく過程も描写が丁寧に描かれているため、すごく感情移入しやすい作品…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「共犯者」との絆を胸に空を登る!独自の設定が光る新感覚ファンタジー
拝読させていただきました。
「空を登る」というプロローグから始まり、『こうげき』や『うかべる』といった独自ルールの概念が面白くて、一気に世界観に引き込まれました。
過酷な道のりの中で描かれる「温かな生活」のギャップが心地よく、二人が「共犯者」として覚悟を決める展開にはめちゃくちゃ胸が熱くなります!
立ちはだかる塔へと挑み、本当に空へと届いた瞬間のカタルシスと勝利の実感は、読んでいて鳥肌が止まりませんでした。
魅力的なキャラクターたちの絆と緻密に練られた設定が最高にマッチしている、今後の展開から絶対に目が離せない激推し作品です!