概要
奪うのはスキルだけじゃない、“存在”そのものだ。
結城誠(35歳)は、冒険者協会に勤める事務員である。しかし彼には才能がなかった。つまり冒険者適性「ゼロ」。それはこの世の中では致命的な欠点であった。
それが原因で理不尽なリストラにあってしまう。主人公は無理矢理辞めさせられ、絶望している中で更に追い詰められていく。
恋人に捨てられ、家賃も払えず退去勧告、さらに難病の妹を救うため一ヶ月以内に1億円以上のお金が必要となってしまう。
人生のどん底に突き落とされた誠は、やけくそでダンジョンへ特攻してしまう。
【無装備】【適性ゼロ】の状態であったが、迫り来るゴブリンに対して素手だけで死に物狂いで討伐を果たす。
満身創痍で、意識が朦朧とする中、一つのアナウンスを聞く。
『――例外処理(エクセプション)を実行します』
本来、想定されていない