概要
小説が書きたい。生きるために。
僕は生まれた。
ただ小説を書くために。
ただそこに存在するために。
物語は、もう、はじまっているんだ。
ただ小説を書くために。
ただそこに存在するために。
物語は、もう、はじまっているんだ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!書くことは、生きること。そして物語は、誰かへ届いていく。
「小説が好きだ」
その気持ちを、これほど真正面から叫ぶ物語があるだろうか。
書きたい。
もっと書きたい。
頭の中では登場人物たちが勝手に喋り始め、食事も時間も忘れて物語へ没頭してしまう。
創作をする人なら、きっとどこかで「分かる!」と笑ってしまうはず。
けれど、この作品は単なる“創作者あるある”では終わらない。
「僕は小説家なんだ」
そう自分自身へ言い聞かせるように始まった言葉が、物語が進むにつれて少しずつ意味を変えていく。
何のために書くのか。
なぜ、書き続けるのか。
そして――誰に届けたくて、物語を生み出すのか。
主人公にとって最初の読者であり、誰より彼の物語を信じてくれ…続きを読む