夏休み直前の教室という青春らしい舞台で、「渡したいのに渡せない」少年のもどかしさが素直に伝わってくる作品でした!断られることより、何もしなかったことの方がつらいという後悔も共感しやすいです。そして帰り道で待っていたユウコから、まったく同じ「夏休み、どっかいかない?」が返ってくるラストがとても爽やか!実は二人とも同じ気持ちだったと一文だけで分からせる構成が巧く、物語の続きとなる二人の夏休みまで自然と想像したくなる作品でした!
夏休みまであと5分。短い時間の中で、これほどまでにドキドキさせられるとは思いませんでした。「夏休み、どっかいかない?」という一言を伝えられず、後悔する主人公の気持ちが初々しく、切なく描かれています。そして、最後の結末には思わずほっこりさせられました。短い作品の中に、二人の初々しい恋がぎゅっと詰まった、素敵な恋のお話です。
5分間の胸がキューっとなる感覚、心から共感してしまう物語です。伝えられなかった想いを握りしめる切なさから、曲がり角での思いがけない展開まで、短い文章の中に夏の始まりの空気感がぎゅっと詰まっています。淡い恋心を思い出したい方、短時間できゅんとする物語を読みたい方にぴったりの一作です。
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