概要
証言は嘘をつかない。記憶が嘘をつく。──連作ミステリ全三話
―教授と刑事シリーズ(全三部作)、一つの小説にまとめました。
認知科学者・灰川宗介と、警視庁捜査一課の音無楓。
二人が挑むのは、凶器でも密室でもなく、「証言」と「記憶」そのものが仕掛けになった事件です。
第一話「記憶の檻」――その目撃証言は、完璧すぎた。
第二話「まばたきの死角」――死んだはずの男が、二十人の前でグラスを上げた。
第三話「忘却の岸」――三十二年前の冤罪と、姉の死。
一話完結・各およそ六千字。どの話からでも読めますが、順番に読むと最後にもう一つの答えが残ります。
※同じ「冤罪」と「証言」の主題を、記憶ではなく〈記録〉の側から書いたKindle作品『柚木刑事シリーズ』(全三巻/Kindle Unlimited対応)もあります。三巻ぶんのリンクは近況ノートにまとめました。
認知科学者・灰川宗介と、警視庁捜査一課の音無楓。
二人が挑むのは、凶器でも密室でもなく、「証言」と「記憶」そのものが仕掛けになった事件です。
第一話「記憶の檻」――その目撃証言は、完璧すぎた。
第二話「まばたきの死角」――死んだはずの男が、二十人の前でグラスを上げた。
第三話「忘却の岸」――三十二年前の冤罪と、姉の死。
一話完結・各およそ六千字。どの話からでも読めますが、順番に読むと最後にもう一つの答えが残ります。
※同じ「冤罪」と「証言」の主題を、記憶ではなく〈記録〉の側から書いたKindle作品『柚木刑事シリーズ』(全三巻/Kindle Unlimited対応)もあります。三巻ぶんのリンクは近況ノートにまとめました。
読み終えたあと、心がすこし優しくなる物語を書いています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!32年目の再審――教授自身の記憶を覆す科学鑑定
全3話の伏線が見事に回収される、圧倒的感動のグランドフィナーレです!
「目撃証言は書き換えられる」というテーマを追ってきた灰川教授自身が、実は「32年前の冤罪事件で偽りの記憶を植え付けられた10歳の少年」であったという衝撃の真実。これまでの鋭いロジックの裏にあった痛切な罪責感と、科学で過去を救いたいという切なる願いを知った瞬間、作品全体の景色が一変します。
時効の壁を越えた証言の「科学的解毒」、そして獄中で学問を修め、自分を陥れた少年の未来を案じ続けた被害者・蓮見貞治氏の圧倒的な高潔さ。裁判所の前で、34年分の凍りついた涙を流す灰川教授の姿には胸を打たれました。
ミステリーとしての論理的解快…続きを読む