概要
マニカーは十九歳で、手練れの女魔法使いである。魔法都市タンジャーヴールの貧しい人々が暮らすエリアで、イケオジ茶師の緑青(ろくしょう)と出会う。
十七~十八世紀くらいのインドをモチーフにした、一風変わったファンタジー!
*イケオジコンでは長編化を前提としているということなので、現在のところ完結は考えていません。いま五万字強ですが、最終的には二十~五十万字くらいにできたら嬉しいかな……?
*AIを、誤字脱字修正、およびインド文化調査、孤独な創作の話し相手に利用しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!魔法使いと茶師――「魔茶」が繋ぐ、ちょっと変わった旅物語
「魔法使い」と「茶師」。
この二つを組み合わせるだけでも面白そうなのに、本作はそこへ異国情緒あふれる世界観と、個性的な登場人物たちを加えて、独特の物語に仕上げています。
主人公の魔法使い・紅玉マニカーは、魔法の天才。
けれど、そんな彼女が旅をしてまで探しているのは、強力な武器でも秘宝でもなく――腕のいい「茶師」。
魔力を生み出す植物から、安全に魔力を抽出する「魔茶」。その力を最大限に引き出すには、優れた茶師の技術が必要になる。
この設定がまず面白い。
そして、ようやく出会った茶師・緑青がまた魅力的です。
穏やかで飄々としているように見えて、いざという時には圧倒的な技量を見せる。その…続きを読む - ★★★ Excellent!!!『魔茶』をスパイスに展開するよくあるファンタジー……じゃない
魔法+茶という一風変わった設定をベースにした作品ですが、本作の魅力は決してその珍しい設定だけではありません。
主人公のマニカーは、魔法の才能には恵まれているものの、精神的にはまだ未熟な少女。
そんな彼女が、ナゾ多き茶師・緑青と旅をしながら、「強さとは何か」「正しさとは何か」「人を救うとはどういうことなのか」と考え、少しずつ自分自身の生き方を見つけていきます。
その心の揺れ動きや成長過程を丁寧に書かれているのが一番のポイントだと思います。
緑青との関係だけでなく、三角関係の恋愛模様もいいアクセント。
シリアスになりすぎず、旅の物語としても楽しく読めます。
また、読んでいて面白いのが、作…続きを読む - ★★★ Excellent!!!イケオジとイケオジ仮とイケメンと女魔術師の珍道中、どうなることやら?
まず、大事なこと。
★『魔茶』――太陽の光を受けて魔力を生み出す植物から、安全に魔力を得る手段が、茶である。それゆえ、上等な魔法使いは、上等な茶師を求める。
これさえ覚えておけば、旅のしおり的には完璧です。
19歳のマニカーは手練れの女魔術師。
ただし、『独占欲とかと無縁な人にしか恋心が開かない』癖の持ち主。
旅の御供は曲者ぞろいです。
茶師としての素晴らしい技術をもつイケオジ、緑青さん。
穏やかで、人生経験豊富。
包容力があり、強い。
マニカーの魔法学校の同期――「そんな君を、素敵だと思っていた」なんてセリフをカッコよく吐いちゃう正統派イケメン、ニーラン。なお、魔法学校では主席…続きを読む - ★★★ Excellent!!!魔茶と恋が香り立つ、インド風世界を巡る魔法使いとイケオジ茶師の物語
魔力を宿す植物から、安全に力を得るための「魔茶」。
そんな一風変わった設定と、インドを思わせる異国情緒あふれる世界が魅力の物語です。
主人公のマニカーは、十九歳にしてかなりの実力を持つ女魔法使い。彼女が旅を共にすることになったのは、一流の腕を持つイケオジ茶師の緑青。
穏やかで優しいのに、読み進めるほど「この人、いったい何者なんだ?」と思わせる緑青。そんな彼に振り回され、魔法では天才なのに恋愛では途端に迷走するマニカーが可愛いです(笑)
さらに魔法学校時代のライバル・ニーランも加わり、恋模様だけでなく、魔茶や魔法を使った戦い、旅先での事件も広がっていきます。
お茶と魔法、異国の文化、そ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!魔法と茶が結びつける、天才魔法使いの成長物語
この作品は、「魔茶」という独自の設定を軸にしながら、天才魔法使いマニカーの心の変化を丁寧に描いている作品だと思います。
特に印象的だったのが、マニカーと茶師・緑青が出会う場面です。天下万民のために魔法を極めたいと語るマニカーに対し、緑青はその志が本当に彼女自身の本心なのかを問いかけます。
単に優秀な茶師を仲間にする場面ではなく、ここからマニカー自身が自分の心と向き合っていく物語が始まることを感じさせる展開でした。
また、旅の途中で山賊に襲われるエピソードも印象的です。それまでなら敵を殺していたマニカーが、緑青との旅を通じて相手を殺さず、負傷した山賊まで治療する。
その変化を単なる善悪…続きを読む