概要
「時間は平等じゃない」
赤毛の橘雪菜は高校一の遅刻魔。
いつものように遅刻すると、校内最強と恐れられる山本先生につかまり、居残り掃除を命じられる。
「パワハラだ!」と逃げ出した雪菜に先生は「時間は平等じゃない」と説き、意外な提案をする。
最初は戸惑った雪菜も山本先生の人柄にひかれ心を開いていく。
放課後の生徒指導室で二人が語るのは千年の時を超える百人一首。退屈だった雪菜の青春が古語に照らされ万華鏡のように華やぎ出す。
和歌の世界から時間を見つめ直す青春ストーリー。
いつものように遅刻すると、校内最強と恐れられる山本先生につかまり、居残り掃除を命じられる。
「パワハラだ!」と逃げ出した雪菜に先生は「時間は平等じゃない」と説き、意外な提案をする。
最初は戸惑った雪菜も山本先生の人柄にひかれ心を開いていく。
放課後の生徒指導室で二人が語るのは千年の時を超える百人一首。退屈だった雪菜の青春が古語に照らされ万華鏡のように華やぎ出す。
和歌の世界から時間を見つめ直す青春ストーリー。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!遅刻魔の少女と強面教師。放課後の指導室でほどける「時間」の物語
※『すべては遅刻から』内の
「百人一首は来る者を拒まない」までのレビューです。
反発から始まった放課後の居残りが、気づけばかけがえのない居場所に変わっていく――
本作の巧みなところは、古典の知識を単なるお勉強としてではなく、傷つき足踏みしていた少女の心を解きほぐす鍵として描いている構成美にあります。
校内最強と恐れられる山本先生と、遅刻魔の女子高生・雪菜。
軽妙な掛け合いの奥で、雪菜が抱える頑なな意地や焦燥感がふとした仕草からこぼれ落ち、丁寧に描かれる心理描写に思わず胸が締め付けられます。
「時間は平等じゃない」という先生の言葉が、ただの説教ではなく温かな視線へと変わる瞬間がとて…続きを読む