香月深青先生待望の新作です。今回は畳みかけるような泣かせではなく、静かにしんみりとした味わいの一作です。夏の日の思い出、父との語らい、命の儚さ・・・これ以上言うことはありません。作者はモチーフに道具を使われるのがとてもお上手ですが、本作も静かに燃えて尽きて行く線香花火が活きています。あとは味わっていただくしかない、短い夏にぴったりの好短編です。あ、一応今回もハンカチは持っておいてね。
線香花火は目の前の小さな光を見つめる花火そこに流れる時間ごと逆らわず最後まで丁寧に思い出すエピソードとともに映えは通り過ぎるけど私は立ち止まりたい短いものを何度も繰り返したいそう思いました
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