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概要
戴冠舞踏の最後の一歩は、新女王の命を奪う。
「その一歩で、陛下は死にます」
戴冠まで十二日。
前王を退けた「灰狼将軍」ミレーネは、国の守りを結び直すため、古い戴冠舞踏を完成させなければならない。だが最後の中心石を踏めば、守りは新女王の身体から熱と命を奪い、二年も生かさない。
その一歩を杖で止めたのは、右脚と宮廷での地位を失った四十八歳の元舞踏師、エリアス・ヴァレだった。
エリアスは、ミレーネが戦場で身につけた歩みを矯正せず、新しい王の舞へ変えていく。ところが十七年前、前王を救うため、戴冠の代償を辺境の人々へ押しつける拍子を作ったのも彼だった。
許せない。けれど、彼とでなければ変えられない。
罪から逃げない舞踏師と、一人で犠牲になろうとする女王が、誰の命も中心に置かない最後の一歩を探す、大人同士の戴冠ファンタジー。
戴冠まで十二日。
前王を退けた「灰狼将軍」ミレーネは、国の守りを結び直すため、古い戴冠舞踏を完成させなければならない。だが最後の中心石を踏めば、守りは新女王の身体から熱と命を奪い、二年も生かさない。
その一歩を杖で止めたのは、右脚と宮廷での地位を失った四十八歳の元舞踏師、エリアス・ヴァレだった。
エリアスは、ミレーネが戦場で身につけた歩みを矯正せず、新しい王の舞へ変えていく。ところが十七年前、前王を救うため、戴冠の代償を辺境の人々へ押しつける拍子を作ったのも彼だった。
許せない。けれど、彼とでなければ変えられない。
罪から逃げない舞踏師と、一人で犠牲になろうとする女王が、誰の命も中心に置かない最後の一歩を探す、大人同士の戴冠ファンタジー。
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