概要
知らなきゃよかった。それでも、知る。
【ある伝記の一節】
昼と夜が重なった日、突如「大樹」は現れた。
世界は揺れ、海に飲み込まれ、大陸は一つに繋がった。人類の半数が犠牲となった。
その後も大樹は地球に根を這わせ、あらゆる資源を吸収し成長し続けた。
それから100年。
人類が立ち上がろうとしたその時、再び白い悪魔が舞い降りた。
人類は度重なる「厄災日」に苦しめられた。
―知らなきゃよかった
かりそめの世界「大樹」の住人・太陽は知ってしまう。
俺の世界は嘘だらけだった。
信じていた神は悪魔だった。
―世界を変えるには、知らなきゃダメなんだ。
太陽は、亡き父の言葉を頼りに、妹の小春の笑顔を取り戻すため村の禁忌・「お白様」の正体に触れようとする。その先に待っていたのは、世界の運命を揺るがす真実と、太陽に託された力だった。
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