★
0
概要
指を鳴らせば、悪事を勝手に自白する
「くふふ。悪いこと、してませんよね?」
小生田富雄、四十二歳。
ブラック企業に勤める平社員。
黒シャツ、薄いサングラス、低い声。
そして、困った時に漏れる不気味な笑い声。
「くふふ」
本人はただの善良なおじさんである。
しかし周囲からは、どう見ても裏社会の人間にしか見えない。
ある日、富雄は子供の頃からできなかった指パッチンに成功する。
――パチン。
その音を聞いたパワハラ上司は硬直し、虚ろな目で会社の不正を語り始めた。
残業代未払い。
数値改ざん。
下請けいじめ。
備品の私的流用。
どうやら富雄は、催眠術師として覚醒してしまったらしい。
だが本人に、悪人を支配する気はない。
正義の味方を名乗る気もない。
ただ、目の前で困っている人を放っておけないだけ。
見た目は黒幕
小生田富雄、四十二歳。
ブラック企業に勤める平社員。
黒シャツ、薄いサングラス、低い声。
そして、困った時に漏れる不気味な笑い声。
「くふふ」
本人はただの善良なおじさんである。
しかし周囲からは、どう見ても裏社会の人間にしか見えない。
ある日、富雄は子供の頃からできなかった指パッチンに成功する。
――パチン。
その音を聞いたパワハラ上司は硬直し、虚ろな目で会社の不正を語り始めた。
残業代未払い。
数値改ざん。
下請けいじめ。
備品の私的流用。
どうやら富雄は、催眠術師として覚醒してしまったらしい。
だが本人に、悪人を支配する気はない。
正義の味方を名乗る気もない。
ただ、目の前で困っている人を放っておけないだけ。
見た目は黒幕
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?