概要
その本を、読んではいけない。
感情移入しすぎてしまい、静かに読書をする事ができない――そんな悩みを抱える大学生・河本了太。
ある日、同じ大学に通う後輩の文倉イリスに誘われ、彼は『悠久の書館』と呼ばれる不思議な場所を訪れる。
そこは蔵書家・文倉源六によって築かれた、本を愛する者たちのための書館。
現館長の文倉イリス。
ミステリをこよなく愛する姉・アリス。
書館を管理するメイド・雪村真白。
源六の後輩にして最古参メンバーの杉山雅史。
個性豊かなビブリオフィルたちとの交流を通して、了太は『書薦の儀』と呼ばれる儀式に参加し、本を読むこと、薦めること、語り合うことの楽しさを知っていく。
しかし、その書館にはイリスが書いた、誰も読んではいけないとされる一冊の本が眠っており――。
前編は読者たちの交流を描いた物語。
後編は
ある日、同じ大学に通う後輩の文倉イリスに誘われ、彼は『悠久の書館』と呼ばれる不思議な場所を訪れる。
そこは蔵書家・文倉源六によって築かれた、本を愛する者たちのための書館。
現館長の文倉イリス。
ミステリをこよなく愛する姉・アリス。
書館を管理するメイド・雪村真白。
源六の後輩にして最古参メンバーの杉山雅史。
個性豊かなビブリオフィルたちとの交流を通して、了太は『書薦の儀』と呼ばれる儀式に参加し、本を読むこと、薦めること、語り合うことの楽しさを知っていく。
しかし、その書館にはイリスが書いた、誰も読んではいけないとされる一冊の本が眠っており――。
前編は読者たちの交流を描いた物語。
後編は
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!本を読む楽しさと物語を書く苦しさ、そして優しさ
WEBで小説を書くことに資格は必要ありません。
プロでもアマでも、年齢に関係なく「作品」を書いて読んでいただける。
その嬉しさは、私も書いてみるようになって知った喜びでした。
その一方で、苦しくもなる。
書きたい、書けない。書いたのに読んでもらえない気がする不安、葛藤……。
前置きが長くなりましたが、この作品は、そういった苦しみや葛藤に呑まれそうな心をそっとニュートラルに戻してくれる、そんな優しさと希望で包み込んでくれるようなお話です。
そして、読むことの楽しさ。
物語を読むということは、誰かの見ている世界を覗くことなのかもしれない。
その人が抱えている想いに触れることなのか…続きを読む