概要
神に選ばれし者か、神に捨てられし者か。
古代日本の架空世界『日の國』。
その國は、神の力を受け継ぐ五大名門「有名神家〔ゆうめいしんか〕」で成り立っていた。
しかし、その一族からは稀に生まれ、恐れられた存在がいる。
それは、人々から「世界を覆す」と忌み恐れられる存在 ──【鬼神】。
主人公・呑心《てんしん》は、その鬼神として生まれ、凄惨な悲劇の果てに非業の死を遂げた。
──はずだった。
「俺は、死んだはずだが……?」
九年後。
禁忌の術によって、呑心の魂は再び現世へと呼び戻される。
かつて彼を恐れ、裏切り、殺した世界。
過去を知る者は少なく、真実を知る者はさらに少ない。
鬼神とは、本当に悪なのか?
呑心が前世で犯した「罪」とは?
鬼神に課せられた本当の使命とは?