概要
拾った積荷は賞金首の少女。逃げ切れない傭兵は、艦隊を作る。
おんぼろ船一隻で辺境を渡る傭兵カイが、依頼で拾った積荷は、冷凍睡眠に眠る少女だった。頭に"鍵"を隠され、法外な賞金をかけられた少女〈ニケ〉。追ってきたのは、かつてカイ自身が身を置いた組織だった。
報酬が、良すぎた。こういう金は、たいてい記憶を買おうとしている──
相棒は、口のうまい船のAI〈セラ〉だけ。「誰も乗せない」を信条に生きてきた男の船に、それでも、はぐれ者は一人、また一人と乗り込んでくる。撃つ手を持つ脱走兵。墓場に眠る、もう一人の"声"。
「無傷で回収しろ」──人を"容れ物"としか見ない追っ手から、逃げて、逃げて。けれど逃げ続ける船は、いつか捕まる。なら──捕まらないところまで、大きくなるしかない。
一匹狼の傭兵が、艦隊を、旗を、自分の星系を手にするまで。その成り上がりは、た
報酬が、良すぎた。こういう金は、たいてい記憶を買おうとしている──
相棒は、口のうまい船のAI〈セラ〉だけ。「誰も乗せない」を信条に生きてきた男の船に、それでも、はぐれ者は一人、また一人と乗り込んでくる。撃つ手を持つ脱走兵。墓場に眠る、もう一人の"声"。
「無傷で回収しろ」──人を"容れ物"としか見ない追っ手から、逃げて、逃げて。けれど逃げ続ける船は、いつか捕まる。なら──捕まらないところまで、大きくなるしかない。
一匹狼の傭兵が、艦隊を、旗を、自分の星系を手にするまで。その成り上がりは、た
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