概要
上司が返事をしない。それなのに、追放されたのは部下だった。
王国再建局の管理官レオン・アステリアは、未返信で止まった復興案件を追い続けていた。
ところがある日、上司の承認待ちで止まった仕事の責任を押しつけられ、無能として《未済の黒塔》へ追放される。
この国では、返事をもらえず放置された封書は黒く染まり、やがて魔物になる。
レオンの異能《レインドロップ・ドリル》は、水を一滴だけ落とす最弱スキル。
何の仕事なのか。
どこで止まっているのか。
どこへ返せば、仕事がまた動くのか。
その三つが分かったときだけ、一滴は未返信の芯へ届く。
記録係ミナとともに黒塔へ入ったレオンを待っていたのは、《担当者不明》《決裁待ち》《期限超過》――放置された仕事そのものが怪異となった、終わらない未返信の山だった。
剣でも炎でもなく、「読む」「分ける」「返す」で黒塔
ところがある日、上司の承認待ちで止まった仕事の責任を押しつけられ、無能として《未済の黒塔》へ追放される。
この国では、返事をもらえず放置された封書は黒く染まり、やがて魔物になる。
レオンの異能《レインドロップ・ドリル》は、水を一滴だけ落とす最弱スキル。
何の仕事なのか。
どこで止まっているのか。
どこへ返せば、仕事がまた動くのか。
その三つが分かったときだけ、一滴は未返信の芯へ届く。
記録係ミナとともに黒塔へ入ったレオンを待っていたのは、《担当者不明》《決裁待ち》《期限超過》――放置された仕事そのものが怪異となった、終わらない未返信の山だった。
剣でも炎でもなく、「読む」「分ける」「返す」で黒塔
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!承認されない書類は魔物化する
照査承認を巡るファンタジー
普段から作業は一瞬で終わるのに上司の判子をもらうのに三日かかるなどのお悩みを抱える皆様はきっと楽しめる(胃が痛くなる?)内容です!
作者さまの近況ノートに挿絵も公開されているので、イメージを補完しながら読み進めるのも良いかと思います。
しかし最も胃が痛くなるポイントは、私自身がざまぁされる側の副局長ガルドさんと同じで、溜めちゃう質なんですわ……
今日も社内でメールを読みながら、「すぐに返信しないとコイツも魔物化するかも……」と、戦々恐々としながらも心なしかメールの返信が早くなった気がするので、仕事が遅い自覚のある方は是非書類が魔物化する恐怖を味わってくだ…続きを読む