概要
上司が返事をしない。それなのに、追放されたのは部下だった。
王国再建局の管理官レオン・アステリアは、未返信で止まった復興案件を追い続けていた。
ところがある日、上司の承認待ちで止まった仕事の責任を押しつけられ、無能として《未済の黒塔》へ追放される。
この国では、返事をもらえず放置された封書は黒く染まり、やがて魔物になる。
レオンの異能《レインドロップ・ドリル》は、水を一滴だけ落とす最弱スキル。
何の仕事なのか。
どこで止まっているのか。
どこへ返せば、仕事がまた動くのか。
その三つが分かったときだけ、一滴は未返信の芯へ届く。
記録係ミナとともに黒塔へ入ったレオンを待っていたのは、《担当者不明》《決裁待ち》《期限超過》――放置された仕事そのものが怪異となった、終わらない未返信の山だった。
剣でも炎でもなく、「読む」「分ける」「返す」で黒塔
ところがある日、上司の承認待ちで止まった仕事の責任を押しつけられ、無能として《未済の黒塔》へ追放される。
この国では、返事をもらえず放置された封書は黒く染まり、やがて魔物になる。
レオンの異能《レインドロップ・ドリル》は、水を一滴だけ落とす最弱スキル。
何の仕事なのか。
どこで止まっているのか。
どこへ返せば、仕事がまた動くのか。
その三つが分かったときだけ、一滴は未返信の芯へ届く。
記録係ミナとともに黒塔へ入ったレオンを待っていたのは、《担当者不明》《決裁待ち》《期限超過》――放置された仕事そのものが怪異となった、終わらない未返信の山だった。
剣でも炎でもなく、「読む」「分ける」「返す」で黒塔
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